黄色いアイリス の商品レビュー
アガサ珠玉の短篇集 …
アガサ珠玉の短篇集 ポアロもの パーカー・パインもの マープルものなどなど
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ポアロ、マープル、パ…
ポアロ、マープル、パーカー・パインなどおなじみの探偵がそろった短編集です。このなかで唯一探偵のでてこない「仄暗い鏡の中に」がいい意味で期待を裏切ってくれて一番好きな作品です。
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アガサ・クリスティの…
アガサ・クリスティの短編集。ポワロもの、ミス・マープルもの、パーカー・パインもの、幻想小説と多岐にわたって収録されているので、クリスティの作品を初めて読む人にオススメです。
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短編集。タイトルにも…
短編集。タイトルにもなっている「黄色いアイリス」はポワロもの。ポワロの自宅に助けを求める女性の電話がくる。あるレストランの黄色いアイリスが飾ってあるテーブルで事件が・・。
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ポアロやミスマープル…
ポアロやミスマープルなどシリーズキャラクターを集めた短編集。他の作品の原型になったものも収録されている。
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スーシェ版ポワロさんの次の回が「黄色いアイリス」なので先に原作を読んでみました。ドラマもどんどん見たいのになかなか進みません(^^; 9話収録のうち、先にドラマで観ていたのは3編。いずれも、脚本家の脚色のうまさが光る作品になっていましたね。 そして本書を手に取るきっかけとな...
スーシェ版ポワロさんの次の回が「黄色いアイリス」なので先に原作を読んでみました。ドラマもどんどん見たいのになかなか進みません(^^; 9話収録のうち、先にドラマで観ていたのは3編。いずれも、脚本家の脚色のうまさが光る作品になっていましたね。 そして本書を手に取るきっかけとなった「黄色いアイリス」も、映像映えしそうな内容。どんな演出になっているのか、楽しみです。 短編はさくっと読めていいのですが、いかんせん長編よりも人物を覚えるのに苦労します。覚えた頃にはお話が終わってしまう……。 中でも気になったのはパーカー・パイン。調べたところ、このお話に登場したマギー・セイヤーズは悪女を演じることが多いんだとか。ドラマで大好きなミス・レモンも同名で出演しているそうで、次はパーカー・パインの短編集を読んでみようと思います。 それにしても、「二度目のゴング」はあの格闘技に出てくるゴングでいいんだろうか……??
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一押しは「仄暗い鏡の中に」。マープルも好き。 当たり前なのかもしれないけど、ポアロでも「ホームズみたいな」という喩えされるんだね。
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短編集。 ポアロもの5編、パーカー・パインもの2編、マープルもの1編、ノンシリーズの幻想小説1編が収録されております。 まさに“クリスティー・バラエティーパック”といった感じで、様々な毛色の話を楽しめる本書。 個人的に好きだったのは、パーカー・パインもの「ポリェンサ海岸の事件」...
短編集。 ポアロもの5編、パーカー・パインもの2編、マープルもの1編、ノンシリーズの幻想小説1編が収録されております。 まさに“クリスティー・バラエティーパック”といった感じで、様々な毛色の話を楽しめる本書。 個人的に好きだったのは、パーカー・パインもの「ポリェンサ海岸の事件」。 タイトルに“事件”とありますが、実際は事件はなくて、パイン氏お得意のドッキリばりの仕込みによる“お悩み解決”のお話です。 “パーカー・パイン劇団”所属女優(?)のマドレーヌ・ド・サラの登場も嬉しいですね。 そして、異色の幻想譚「仄暗い鏡の中に」も、鏡に映った“ある光景”をきっかけにした、“世にも奇妙な物語”っぽい展開で、何となく『死の猟犬』あたりに収録されていそうなテイストの話で印象的でした。 因みに、本書に収録されているポアロものには、既視感のある作品もちらほら見受けられて、特に「バグダッドの大櫃の謎」は、“あれ?この話読んだ事あるけど?”と思った程で、こちらは『クリスマス・プディングの冒険』に収録されている「スペイン櫃の秘密」の元ネタらしいです。 同じく「二度目のゴング」は『死人の鏡』の元ネタみたいですし、そして味アリキャラ、ミス・レモンも出てくる「あなたの庭はどんな庭? 」は、どうやら『もの言えぬ証人』の元ネタみたいです(これはちょっと曖昧)。 とはいえ、これらはこれらで独自の話としてちゃんと楽しめるので問題なしです。 あと、短いですが「ミス・マープルの思い出話」では、マープルさんの安定の安楽椅子探偵っぷりと、控えめな自慢(ポアロのようなあからさまな自慢ではないww)がナイスでした。 どの話もアッサリしてお茶漬けのように、サラサラっと読めちゃうので、暑くて体力のない時の読書にピッタリかも?と思った次第です。
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車中にて読了。 巻末説明に有る通り、長編を繰り返して読む気はないが、短編は再読が苦にならない~お定まりの展開すら、苦笑。 いわば水戸黄門的。 ポアロモノが多いが、ミス・マープルやパーカー・パインも掲載。 あらためて20世紀サスペンスの主流派夫婦間諍いと愛人、毒殺、相続問題が主軸...
車中にて読了。 巻末説明に有る通り、長編を繰り返して読む気はないが、短編は再読が苦にならない~お定まりの展開すら、苦笑。 いわば水戸黄門的。 ポアロモノが多いが、ミス・マープルやパーカー・パインも掲載。 あらためて20世紀サスペンスの主流派夫婦間諍いと愛人、毒殺、相続問題が主軸。 小ネタにイートン校卒、オクスフォード出身・・庶民派登場せず、豪華クルーズ、宝石、香水、ドレスと言ったネタ揃い。 飽きてはいないが・・常套展開。
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2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。9編。ポアロ物5編、パーカー・パイン物2編、マープル物1編、幻想怪奇物1編。パーカー・パイン物はポアロ物の中に入り込んでいるが、こうしてみるとポアロと似ているように感じる。パインは人当たりのいい、嫌味のないポアロという感じだろうか。作者...
2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。9編。ポアロ物5編、パーカー・パイン物2編、マープル物1編、幻想怪奇物1編。パーカー・パイン物はポアロ物の中に入り込んでいるが、こうしてみるとポアロと似ているように感じる。パインは人当たりのいい、嫌味のないポアロという感じだろうか。作者はポアロが好きでなかったというような話も聞くから、パインのような造形の方が好みだったのかもしれない。 収録作:『レガッタ・デーの事件』(パーカー・パイン物)、『バグダッドの大櫃の謎』(ポアロ物)、『あなたの庭はどんな庭?』(ポアロ物)、『ポリェンサ海岸の事件』(パーカー・パイン物)、『黄色いアイリス』(ポアロ物)、『ミス・マープルの思い出話』(マープル物)、『仄暗い鏡の中に』(幻想怪奇物)、『船上の怪事件』(ポアロ物)、『二度目のゴング』(ポアロ物)、解説:郷原宏(文芸評論家)
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