伊藤真 論点別ステップアップシリーズ 第2版(2) の商品レビュー

伊藤塾(著者),伊藤真

類似のものが表により明解

[契約者]

例えば同じ労務提供型契約である雇用・請負・委任の違いが表によりわかりやすく図示されている。体系書の類いだと文章を読んで理解し自分で整理しなければならない。

基本書には無い図と説明が無駄を省く

[フーテンの寅さん]

図による説明がとても良いです。特に多数当事者の債権債務・保証などは体系書のように文章で記述してあるだけでは読んでもわかりにくい。
また連帯債務と不可分債務の違い連帯保証と通常保証の違いの説明などとても良いです。
昔学生時代この辺がわからず何度も本を読んで苦労して理解したが無駄な勉強が省けてとても効率的で助かると思います。

民法の幹

[赤城山]

基本書・体系書と言われる本はすべてのことをダラダラと記述してある。そのためどこが幹で枝葉かわからない。枝葉の部分をいくらやっても木にはならない。本書はまさに民法学習の木の部分である。また事務管理や不法行為など制度主旨がわかりやすく書いてある事も体系書の類と違いとても良いです。

ステップアップ

[万年法学生]

記述だけの体系書と違いなぜそうなのかという理由が書いてあるので理解がより深まる。基本的論点とその判例が良くわかるので民法の基本が習得できる。

文字通りステップアップ

[かげろう]

本のタイトルにある通り、入門書を読んで一通り民法の知識を得た人が論点別に復習してステップアップするのに最適。自分も本書を読んで民法がより着実に理解出来ました。問題論点の記述も簡単でわかりやすくまとめ表などもとても良いです。学者の書いた延々とただ記述されたいわゆる基本書と対極的な素晴らしい本です。