ひげねずみくんへ の商品レビュー
アメリカの学校のお話。 まず、状況を理解するのに苦労しました。 わかってからも、英語の綴りの間違いを日本語で表そうとするのに無理を感じたり、「は形容詞」って何?と思ったりしたのは日本語教師の性でしょうか。 クッキーを焼いてきて英語がまだよく理解できない子とのコミュニケーショ...
アメリカの学校のお話。 まず、状況を理解するのに苦労しました。 わかってからも、英語の綴りの間違いを日本語で表そうとするのに無理を感じたり、「は形容詞」って何?と思ったりしたのは日本語教師の性でしょうか。 クッキーを焼いてきて英語がまだよく理解できない子とのコミュニケーションをはかるなど日本とアメリカの学校の違いもある。 日本でも英語教育を進めているので、いっそ原書を英語のテキストとして使ったほうがいいような気がします。
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4年生のジェニーは、学校で2年生に手紙を書かされます。ネズミになったつもりで手紙を書くという課題です。4年生は手紙の書き方日付や書き出しを習い、本文を多く書けるようにと先生に言われます。また、相手が沢山返事を書けるように工夫したりもしています。始めは、なんで嘘の手紙を書かなければ...
4年生のジェニーは、学校で2年生に手紙を書かされます。ネズミになったつもりで手紙を書くという課題です。4年生は手紙の書き方日付や書き出しを習い、本文を多く書けるようにと先生に言われます。また、相手が沢山返事を書けるように工夫したりもしています。始めは、なんで嘘の手紙を書かなければいけないのか、そもそも文章を書くのは好きじゃないのです。得意な子と自分のダメなものを比べて、ますます気が重くなっていくジェニー。しかも、ジェニーの文通相手のサミーラはサウジアラビアから来たばかりで、英語が良くわからないのです。だから、手紙なんて良くわからなくて面白くもないし、友だちとも上手く遊べていないようでした。でも、ジェニーは、サミーラと接しながら一生懸命にサミーラがどういう気持ちで居るのかを考えます。そして、思いついた方法を試していきます。ネズミの絵本を読んであげても手紙の返事は上手く行かず、文通相手を変えて欲しいと先生に言いますが、先生はもう少し頑張って欲しいと言います。大好きな先生に言われて重い気持ちのまま頑張ると約束します。一生懸命に相手を思い、行動したジェニーの温かいお話です。
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とっても素敵なお話です。最後にはほろりときちゃいます。ちゃんと相手を見て、相手と向き合うことが大切なんだって、当たり前のことだけれど、そんな当たり前のことが深く心に染み入りました。[2005.7.7]
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