コーネル・ウールリッチの生涯(上) の商品レビュー

フランシス・M.ネヴィンズ Jr.(著者),門野集(訳者)

2022/05/22

詳細な伝記。年代を追って作品と実生活を書く。自伝や関係者の文なども大いに参考にしている様子。事項について、聞き取りをした相手によって状況が異なり、相手の数だけ事実ができるという。作品をよめば、「ウールリッチってどんな人だったの？」との思いが湧く作家だと。確かにそうだ。が、なにしろ長編２冊、短編２点しか読んでないので、作品と実生活を共に描くこの本は、作品をもっと読んだあとで、再挑戦したい。

2005.6.30初版　図書館

2022.5だいたい長編、短編、読み終わりました。発表された当時の状況など詳しく載っていて、とても参考になります。著者はとてもウールリッチが好きなんじゃないかな、と感じます。