軍曹かく戦わず の商品レビュー
祖母の家の引越しをしていたら この本だけ2冊出てきたことが気になって 持ち帰って読んでみた。 小松啓二軍曹は理想の上司で、 部下を生きて帰らせるためには何でもする という当時の日本人には珍しい人だったと思う。 中国に戦争に来てしまったことに 罪悪感を感じているところにも 人として...
祖母の家の引越しをしていたら この本だけ2冊出てきたことが気になって 持ち帰って読んでみた。 小松啓二軍曹は理想の上司で、 部下を生きて帰らせるためには何でもする という当時の日本人には珍しい人だったと思う。 中国に戦争に来てしまったことに 罪悪感を感じているところにも 人としてあるべき思いに感じられた。 不謹慎に思われるかもしれないけど、 戦争という悲惨な状況で、 軍隊という過酷な組織だとしても 小松軍曹のような人と働けるなら やりがいはあると思ってしまう。
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内容が、というよりは文体が私個人の感覚で好みかどうかという点において、すんなりサクサクと読める本ではありませんでした。 故郷を遠く離れ侵略者として訪れた異国で、自分も部下も生き延びねばならないという現場にいた人の本音を見ることができた本でした。 通信部隊に居たが故であろう、と思わ...
内容が、というよりは文体が私個人の感覚で好みかどうかという点において、すんなりサクサクと読める本ではありませんでした。 故郷を遠く離れ侵略者として訪れた異国で、自分も部下も生き延びねばならないという現場にいた人の本音を見ることができた本でした。 通信部隊に居たが故であろう、と思われる内容ではあるけれど、やはり一度は読んで知っておくべきことかもしれない、と思います。
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