インプレサリオ 成功請負人 の商品レビュー
『ラテン語から 派生した言葉で、もともとは オペラのプロデューサーのことを言う。 和服の世界の 悉皆屋。』 中国の北京で生まれ、 香港に逃げ、そして 日本へ渡る。 陽の当たる坂道の映画の舞台となった洋館に住む。 アメリカンスクールでまなび、 そして アメリカで 事業を興す。 C...
『ラテン語から 派生した言葉で、もともとは オペラのプロデューサーのことを言う。 和服の世界の 悉皆屋。』 中国の北京で生まれ、 香港に逃げ、そして 日本へ渡る。 陽の当たる坂道の映画の舞台となった洋館に住む。 アメリカンスクールでまなび、 そして アメリカで 事業を興す。 CIA(クリエイティブ インテリジェンス アソシエーツ) レストラン メトロポール をプロデュース。 建築家 ナイジェルコーツが 協力。 まぁ。人脈がすごいと言うか 人脈形成を惜しまない人である。 リテール(小売り)に関するブランドコンサルティング。 『未来のあるべき姿を明確化して、 結果がだせるように具体的な作業をおこなう。』 → ブランドアクション 『未来の旅先案内人』 ギャップ、ナイキ、ユニクロ、東京三菱銀行、UCC。 1章 生まれたところを遠くはなれて 2章 バブルに湧く日本に戻って 3章 バブルが弾け、内に籠った時代 西洋(アメリカ)と東洋(インド、仏教)とのであい 4章 再びビジネスの世界にもどり、新しい世界へ ギャップ→店をつくる場合の戦略的なプラン。 科学的な出店分析、決定ノウハウ。 ナイキ、ユニクロ、青フラ。 5章 ブランド アーキテクト グループの真髄。 ①消費者に未来の理想的な豊かさにふれる機会をより多く提供する。 ②戦略資産を創造する。 ③マーケットシェアーの拡大のみならず、利益向上への貢献 ④ブランドの持続力を高め、競合他社への優位性の確立。 未来への理想的な豊かさを求めるプロセス 1 問題の認識 2 ベンチマーク 3 ストラジックインサイト→ここが一番重要。 4 ブランドアクション 5 チューンナップ 短期的に消費されていく流行(FAD)と 社会全体のマクロな潮流との違いを明確に識別して 洞察する(インサイト)。 表面の流れは早いが、底での流れはゆっくりしている。 如何に、表面の流れに乗りながら 底の流れをつかむか。 中国では 『能書きたれている時間があったら、やっちゃえよ』 ウイリアムブレイクはいう 『盲人が住んでいる国で王様になるには片目を開ければいい。』 グローバルなキャスティング。 広い視野で 人を集める。 NowhereMan 未来のデューデリジェンス(未来の適正価格の想定) 『未来のスクリーンに自分の姿を投影して、 その投影した姿に自分を近づけていくと、 より方向性がはっきりしてくる。』 現在とは いつも 過去なのである。 過去のデューデリデンスをしてもしょうがない。 日本の良さは、親と子のつながり、儒教的な考え方、 生死に直面する真剣さ、ファミリー感。 人の多様化。 プロフェッショナルな女性。ニート。 エンプティネスターズ(子供が巣立った家族) 経済的なゆとりがある親たち、 ロハス、メトロセクシャル、アクティブシニア、ビジネスセレブ。 信じていたものが崩壊して、将来は見通しにくい。 ライフスタイル インサイト エモーショナル ブランディング ブランド エクスペアリエンス ブランドアーキテクチャー ブランドアイデンティティとブランドロイヤルティ。 『ブランドとは、消費者が「自分らしさ」を表現したり、保ったりするための消費プロセス』 商品の客観的な価値。 感情的でない側面がありながら 消費者は主観的に選ぶ。 客観的な価値と主観的な価値を橋渡しするのがマーケティング。 食品だから美味しいが判断基準であるが これがいいんだ という判断基準があってもいい。 宝物を探してみるが 結局 宝物は 身近にあるのだ。 少年の心をもち続けながら、大人として成熟すること。 自分自身に立ち返る。ものごとの本質。質感。 ディティール。ニュアンス。テイストを表現できること。 この本は はじめと第4章からよめば 結構 スマートなホンといえる。 精神性が やっと 文章にまつわりついてくる。
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シー・ユー・チェンがあんまり多才で、エピソードも多彩でまとめられないので以下、amazonから転記 80年代後半の日本の雰囲気がよくわかるのも面白い。 ◆ インプレサリオとは、非常に力のあるプロデューサーの意味。本書は、米ギャップ、米ナ...
シー・ユー・チェンがあんまり多才で、エピソードも多彩でまとめられないので以下、amazonから転記 80年代後半の日本の雰囲気がよくわかるのも面白い。 ◆ インプレサリオとは、非常に力のあるプロデューサーの意味。本書は、米ギャップ、米ナイキ、ファーストリテイリングなど多くのプロジェクトに関わり成功させた著者の半生記である。 中国で生まれ、日本で育ち、米国式の教育を受けた著者は、10代はグループサウンズのベーシストとして過ごし、大学卒業後、渡米してアパレル会社の社長や人気中国料理店のオーナーを経験した。1980年に帰国後、CIA(クリエイティブ・インテリジェンス・アソシエーツ)という会社を立ち上げ、流行の先端を行くレストラン、商業ビル、ホテルなどをプロデュースした。ファーストリテイリングが上場する際には、新たな企業イメージを構築し、メジャーな存在にバージョンアップするためのマーケティング戦略も構築。その後の急成長を導いた。 著者は、通常の経営コンサルタントがプロジェクトの方向づけをするのと異なり、CIAは「未来のあるべき姿を明確化し、結果が出せるよう具体的な作業を手伝う」のが特徴だとして、「未来の旅先案内人」を自称する。様々なビジネスを手がけ、波瀾万丈の日々を送ってきたことが、今の仕事につながっていると振り返る。アンディ・ウォーホル、松任谷由実ら著名人との交流のエピソードも綴られ、興味深い。 (日経ビジネス 2006/02/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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住む世界が違うと思って、前半読んでた。人との関わり方が違う。一般人の枠ではないところから始まる。 とにかくそれが衝撃でした。 それとコンサルティングの日本と外国での質の違い。会社に所属する今なら気づける内容がかなりあった。 どこかで、思い返す機会が多いだろうなと思える一冊でした。
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---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼ ---------------------------------------------- 『人間にとって大切なのは、信用と家族だよ』この言葉を 163ページ...
---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼ ---------------------------------------------- 『人間にとって大切なのは、信用と家族だよ』この言葉を 163ページで見つけたとき、読んでよかった〜と思った。 どこでどんな仕事をしていても、「人におもしろいことを 教える」という考えに間違いがないと自信を持てた一冊。 ---------------------------------------------- ▼ 5つの共感ポイント ▼ ---------------------------------------------- ■ビジネスの基礎を勉強したかったので、昼間に仕事を したあと、青山学院の夜学のビジネススクールに通っ て金融理論やマーケティングを勉強した ■建築に「物語」は大切 ■シンプルに、内省的に生きることが本当は幸せなん じゃないのか ■ユニクロ、最初に取りかかった仕事は、ミッション・ ステートメントの作成です。ユニクロをどんな会社に したいのか、目的を明確にすることでした ■人間にとって大切なのは、信用と家族だよ
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