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モーツァルトオペラのすべて の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2023/08/02

モーツァルトの全22のオペラ作品について、簡単に紹介している本です。 本書は二部構成となっており、第一部ではモーツァルトのオペラ作品をとりまく現在の状況について、エッセイふうの説明がなされています。かつては、作品研究といえば歴史的な事実を解明し、モーツァルトが作品の込めたほんと...

モーツァルトの全22のオペラ作品について、簡単に紹介している本です。 本書は二部構成となっており、第一部ではモーツァルトのオペラ作品をとりまく現在の状況について、エッセイふうの説明がなされています。かつては、作品研究といえば歴史的な事実を解明し、モーツァルトが作品の込めたほんとうの意図をさぐりあてることがめざされていました。しかし近年では、「オペラの声明は上演にこそある」という考えかたが主流となり、自由なアレンジをくわえた上演がなされるようになっています。著者は、どちらか一方の考えにくみすることを避けつつも、人びとが気軽にモーツァルトのオペラをたのしむことができるようになった現代の状況を、肯定的に受け止めているようです。 第二部では、モーツァルトのオペラ作品のすべてを、彼の生涯をたどりながら解説しています。

Posted byブクログ

2011/05/30

[ 内容 ] 喜び、怒り、元気、哀しみ、ユーモア、エロス…。 相反する要素が縦横無尽に組み立てられるそのオペラは、今日、明日、明後日と、絶え間ない変貌の舞台をもたらす。 生涯のうちに二十二ものオペラ作品を生み出したモーツァルトは、オペラをどのように考え、そして何を目指したのか。 ...

[ 内容 ] 喜び、怒り、元気、哀しみ、ユーモア、エロス…。 相反する要素が縦横無尽に組み立てられるそのオペラは、今日、明日、明後日と、絶え間ない変貌の舞台をもたらす。 生涯のうちに二十二ものオペラ作品を生み出したモーツァルトは、オペラをどのように考え、そして何を目指したのか。 二百年以上にわたって世界中で最も愛されてきたモーツァルトの、オペラ全作品のあらすじ、聴きどころを紹介した初めての書。 [ 目次 ] 1 モーツァルトのオペラを楽しむ(二十一世紀のドン・ジョヴァンニ;オペラ史の中のモーツァルト;特別なオペラ) 2 二十二のオペラと生涯(ザルツブルク時代;イタリアのモーツァルト;ミュンヘンのオペラ;ドイツ・オペラ;ダ・ポンテ三部作のほうへ;三つの傑作;死の年のオペラ) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ