悪辣で優しい男 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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悪辣な男不和は、仕事…

悪辣な男不和は、仕事のためなら手段を選ばない。そんな不和が片想いをしているのは、凛とした美貌の斐川。絶対自分の想いは伝わらないと思っていたのに斐川の方から告白されて・・・。すごくおもしろかったです。酷い男を酷いままに、というのがすごいです。最後の斐川のシャツの襟を引っ張って「こう...

悪辣な男不和は、仕事のためなら手段を選ばない。そんな不和が片想いをしているのは、凛とした美貌の斐川。絶対自分の想いは伝わらないと思っていたのに斐川の方から告白されて・・・。すごくおもしろかったです。酷い男を酷いままに、というのがすごいです。最後の斐川のシャツの襟を引っ張って「こういうことだから」と言ってのける不和がステキです。

文庫OFF

恋愛物だからといって…

恋愛物だからといってただ甘くするだけじゃないのが火崎先生の素晴らしい所。読んでいてぐいぐいと物語の中に引き込まれていきます。たまに「なんでこんな男がいいんだ」と受け君に思うときもありましたが、恋愛ってそういうものなんだな、と読んでいてふと思いました。しっとりとしていて面白い作品で...

恋愛物だからといってただ甘くするだけじゃないのが火崎先生の素晴らしい所。読んでいてぐいぐいと物語の中に引き込まれていきます。たまに「なんでこんな男がいいんだ」と受け君に思うときもありましたが、恋愛ってそういうものなんだな、と読んでいてふと思いました。しっとりとしていて面白い作品でした。

文庫OFF

2013/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日ごろの行いって大事ですねぇ~ 読みながら、そう思っちゃいました(^_^;) 優しくしたり、優しくされたりというような関係を望んでも 行いが悪いから、しっぺ返し(;一_一) 不和の「俺は変われなかった。自分のなりたいものになれなかった」 っていうセリフが最後の方にあるんですけど、 自分がひどい男ってわかって言うのが何か気に入りました^_^; 最後は、ハッピーエンドです(#^.^#)

Posted byブクログ

2009/10/04

(イラスト:稲荷家房之介)不動産デベロッパーのやり手営業マンX経理の王子様です。『悪辣』とは言っても火崎さんの描く攻め君なので、根っからの悪ではないし、ラブにはへたれな男です。攻めの一人称で描かれるのは彼の心の中の自分では見たくない部分であり、避けたい事。作者独特の会話文の合間に...

(イラスト:稲荷家房之介)不動産デベロッパーのやり手営業マンX経理の王子様です。『悪辣』とは言っても火崎さんの描く攻め君なので、根っからの悪ではないし、ラブにはへたれな男です。攻めの一人称で描かれるのは彼の心の中の自分では見たくない部分であり、避けたい事。作者独特の会話文の合間に心の本音を挟み込む文体で、誘い込まれるように一気に読ませられました。きれいで賢くて男らしい受けに惚れますよ。

Posted byブクログ