秋山真之戦術論集 の商品レビュー
いま読み始めたばかりですが、わくわくしています! 経営戦略を考える上で、海外を見渡すと、『孫子』『戦争論』など参考となる実際の戦略や戦術に関する書籍がありますが、日本にはそういったものがないものかと思っていた矢先、たまたま発見しました。 海軍の戦術、戦闘方法について書かれたも...
いま読み始めたばかりですが、わくわくしています! 経営戦略を考える上で、海外を見渡すと、『孫子』『戦争論』など参考となる実際の戦略や戦術に関する書籍がありますが、日本にはそういったものがないものかと思っていた矢先、たまたま発見しました。 海軍の戦術、戦闘方法について書かれたものなので、それをそのまま吸収することはできませんが、天才参謀 秋山真之の考え方、思考から学ぶ意味では価値があると思います。 私の読書に対する考え方ですが、すばやく知識を吸収するといった読書の仕方がある一方、著者と時間や空間を越えて対話することも読書の楽しみの一つだと思っています。それにうってつけの一冊ではないかと思います。 なお、余談ですが、本書では将来的に空軍の出現、またそれによって海戦における戦術が劇的に変わるであろうことが秋山真之本人によって述べられています。彼のこのような柔軟な考え方が引き継がれなかったこと、組織文化の継承や、組織の考え方の硬直化、いろいろと考えさせられます。
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