あき の商品レビュー
社会とのかかわりがほとんど写っていない 彼女と自分、二人だけの世界。 たとえ、世界が終末に向かおうとも この二人はなにも変わらないんだろうな。 ほのかに切なくなる一冊。
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カメラマンが被写体である恋人を想う気持ちが、痛いほど伝わってきます。こんな写真を撮ってもらえたら幸せだなぁ。
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キャッチフレーズは、「10年間ひとりの恋人を見つめ続けた写真家のここにしかない一途な愛の記録」となっているのですが、正直このキャッチは作品の気品を下げるものだと思います。 なんていうか、実際はこんなに堅苦しいものじゃなくって、もっとさりげない感じなんだよなー。そのさりげなさが...
キャッチフレーズは、「10年間ひとりの恋人を見つめ続けた写真家のここにしかない一途な愛の記録」となっているのですが、正直このキャッチは作品の気品を下げるものだと思います。 なんていうか、実際はこんなに堅苦しいものじゃなくって、もっとさりげない感じなんだよなー。そのさりげなさがステキなんです。 だれでも、彼や彼女にしか見せない”私”の姿があって、きっと時間を経れば経るほど、そういうカタチみたいなものが生まれてくるんだと思います。彼から見た彼女、彼女から見た彼、カメラのレンズを通じてですが、そのカタチみたいなものが伝わってきます。 そして、生きた、さりげない風景だからこそ、自分の思い出や記憶ともそれが重なって、観た人は、どこか懐かしいような、どこか照れくさいような、どこか可笑しいような、どこか暖かいような、どこか切ないような、そして、どこか忘れかけてたような、そういう不思議な感覚を覚えるのです。
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