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冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2009/10/04

著者のジム・ロジャーズは、自分の目で見て投資をすることを信条とする、“Ad”venture Capitarlist(冒険投資家)。 投資先として魅力的な国を探し求めて、バイクで世界一周をしたことでギネスにも乗った人ですが、2回目の冒険にあたる今回は婚約者も一緒ということで、表紙...

著者のジム・ロジャーズは、自分の目で見て投資をすることを信条とする、“Ad”venture Capitarlist(冒険投資家)。 投資先として魅力的な国を探し求めて、バイクで世界一周をしたことでギネスにも乗った人ですが、2回目の冒険にあたる今回は婚約者も一緒ということで、表紙の写真に写るベンツの改造車に乗って世界を一周しています。 なぜベンツなのか。 「ベンツであれば、ロードサービスがどこの国に行っても受けられる。 なぜなら、どこの国の政府高官、マフィアもベンツに乗っているから。」 フムフムですね。 一番興味深かったところとしては、ロシア、東欧地域に徹底的にダメ出ししているところ。 彼は、この本を書いていたころにはすでに「これからは商品(石油などの資源)市場の時代」と読んでいた男です。 そんな資源重視の第一線の投資家から見ても、(いくら資源が豊富とはいえ)政治的に腐敗しているロシアは投資対象としての魅力はないと、徹底的にダメ出ししています。 ロシア・東欧株を検討・保有している方は、リスク再認識のためにも是非ご一読を。

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2009/10/04

バフェット、ソロスと並ぶ伝説の投資家ジム・ロジャースの3年にわたる妻との世界一周の旅行記。ジムの投資哲学、歴史や政治に対する考えが散りばめられた一冊。世界と人類の未来について思い描くものいいものです。

Posted byブクログ

2009/10/04

これは現代のイブン=バットゥータの三大陸周遊記だ。一個人が、誰に頼まれることもなく、何の義務を追うこともなく、ありがちな使命に導かれることもなく、自由に、あるがままの自分で、あるがままの世界を、「成功したアメリカ人」というフィルターを通して綴った世界一周の旅行記である。現代唯一の...

これは現代のイブン=バットゥータの三大陸周遊記だ。一個人が、誰に頼まれることもなく、何の義務を追うこともなく、ありがちな使命に導かれることもなく、自由に、あるがままの自分で、あるがままの世界を、「成功したアメリカ人」というフィルターを通して綴った世界一周の旅行記である。現代唯一の超大国の、最高水準の教育を受け、且つ経済界で成功した人間が、昔で言うところの馬、現代で言うところの「車」で、お金という制限なく、本当に自由に旅行しているのである。(行きたければ戦争中の国だって行く)。ある意味偏ったものの見方、つまり「成功したインテリのアメリカ人」の見方そのものが西暦2000年初頭の世界を投影している。学術書とは全く正反対の、可もあり不可もあるこれは「歴史的史料」なのである。何百年か後に残るものはどちらか?何百年か後に多くの人が読みたいのはどちらなのだろうか?後者に決まっている。オレは読みたい!21世紀初頭を知るための一級の史料となり得るんじゃなかろうか。だって、イブン=バットゥータの「三大陸周遊記」だって、驚くべき新鮮な偏見に満ちているのだから。

Posted byブクログ

2009/10/04

黄色い改造ベンツにのって、伝説の投資家と彼の妻が、世界一周をする。行く先々で、投資家としてのジムの目線で、各国の評価をする。日本には世界から情報が一杯入ってきているが、これは本の一部。アメリカ人のジムも、アメリカが情報で閉鎖的であると考えている。実際に現地にいって見て、彼なりの判...

黄色い改造ベンツにのって、伝説の投資家と彼の妻が、世界一周をする。行く先々で、投資家としてのジムの目線で、各国の評価をする。日本には世界から情報が一杯入ってきているが、これは本の一部。アメリカ人のジムも、アメリカが情報で閉鎖的であると考えている。実際に現地にいって見て、彼なりの判断をしているところがすごく新鮮でおもしろい。

Posted byブクログ