今日はこれをやめてみよう! の商品レビュー
3冊目。1年に1冊ペースで、たて続けに3冊出していたようだ。2冊目が残念なデキだったのだが、1冊目では確かな才能が感じられたので、もしやと思い、3冊目も手に取ってみた。 結果は、2冊目よりも、さらに「屁理屈」感を感じる主張が多かった。「ふーん、著者はそう思うのか。でも俺はこう思...
3冊目。1年に1冊ペースで、たて続けに3冊出していたようだ。2冊目が残念なデキだったのだが、1冊目では確かな才能が感じられたので、もしやと思い、3冊目も手に取ってみた。 結果は、2冊目よりも、さらに「屁理屈」感を感じる主張が多かった。「ふーん、著者はそう思うのか。でも俺はこう思うよ」で終わってしまう。このテの本は説得力が重要だと思うのだが、それがない。 本書の場合、レイアウトのまずさも手伝って、ガッカリ感をさらに強くした。ページ数を水増ししてるだけ。「代わりにこれをやってみよう」というアドバイスも、あまり本文とリンクしているとはいえない微妙な感じ。 「○○をやめてみよう」とか言う前に、著者こそ、「内容を熟成させる前に本を出す」ことをやめるべきではなかったか。
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真言宗の住職であり、経営者でもある方が書いた本らしい。 2005年に書かれた本だが、2013年の今、やっと時代がついてきた感が。 2005年はまだまだみんなしがみついたり、頑張ったり、ポジティブがよしとした時代だ。 先見の目がある人だと思う。 そして、最後のページにユーモアが。...
真言宗の住職であり、経営者でもある方が書いた本らしい。 2005年に書かれた本だが、2013年の今、やっと時代がついてきた感が。 2005年はまだまだみんなしがみついたり、頑張ったり、ポジティブがよしとした時代だ。 先見の目がある人だと思う。 そして、最後のページにユーモアが。(笑) ・あなたの現実はあなたの「クセ」が創っています。常識や固定観念を外して心のおもむくままに動いていきましょう。現実が思いもよらぬスピードで変化していく。 ・「こうあるべきだ」「しなければならない」「の方が常識だ」・・・例えば、「人の迷惑にならないように、自分の楽しみは控えるべき」「人間関係は大事にすべき」「一度始めたことは続けるべき」など。こういうのが、自分の人生の幅を狭める。その時、思いついたり、浮かんできたことを実行していくことが運の流れに乗るポイント。 ・躍起になって情報集めをしなくても必要な情報ならベストなタイミングでやってくる。 ・将来を心配するより、「今ここ」を気持ちよく。 ・「転ばぬ先の杖」で困った事態に備えて多くのエネルギーを注ぐ人がいるけど、ちゃんと準備してれば安心できるかと言えばそうでもないことの方が多い。この辺で取り越し苦労から卒業しましょう。にっちもさっちも行かなくなってもなんとかなるものだから。 ・「一度やりはじめたら最後までやり遂げなくては」という考えは捨てましょう。途中でやめる勇気も必要。しんどさや居心地の悪さを感じたら、それは一旦止まれの合図。気合を入れなくても、努力しなくても、自然に心地よく続くものがあなたの道です。 ・悩みや問題が生じたとき、「なんとかしなくちゃ」と人はジタバタするものです。そんなときは、まずは自分に問いかけてみよう。どんな感情が湧くのかしっかり感じとってみよう。ちゃんと進むべき道が見えてくる。 ・あなたが日常でふとひらめいた直観。それは本質からのメッセージ。本質の自分は何もかもお見通しで、正解率100パーセント。直観を磨くには、日常の些細な場面で「ふと思うこと、なんとなく感じること」を実行していくことです。 ・その日その時に、なんとなくしたくなったことを次々と実行していく。その時の気分で動くというスタイルにしていくと、ものごとはスムーズに流れていく。 ・プラス思考は誰もが通る道。そこを越えたら、よい、悪いの思考の枠が外れてものごとをありのままに見られるようになる。「プラスに解釈して生きる人生」から「感じたままに生きる人生」へ。 ・他人に否定されると自分を否定されたように感じるかもしれないが、共感する人と反発する人は常に一定人数がいるから心配しない。もし反対されたのなら喜びましょう。それだけ斬新なアイデアで、全員一致のアイデアなんて面白くないのだから。 ・「ヤル気」というのは天からの授かりもの。やるべき時が来たら、必ず湧き上がる。モチベーションをあげようと躍起になると空周りするだけ。やる気がなくなったら、次のステージの前の充電タイムと思えばいい。 ・今、この地球に観光に来ていると思ってください。滞在期間は数十年。行きたい所にいって、見たいものをみて、何が起きても旅の途中です。 ・すべての出来事はあなたを退屈にさせないために起きている。あなたを面白がらせるために起きている。 ・結果が成功であれ、失敗であれ、人は自分の器に応じた経験しかできないもの。大きな失敗をしたら、自分もこんな失敗ができるようになったんだなぁと褒めてみる。 ・運を良くする方法は、運をよくしようとしないこと。来るものは全てよきもの。天からの授かりものと流れに身を任す。 ・成功法則・・・誰もが手にしたいものですが、本に書いてあることや、講演会で話してることは、あくまでもその本人が「成功した理由」であって、あなたに当てはまるとは限りません。他人のマニュアルに依存しているうちは、あなた自身のメソッドが見えてこない。 ・自分自身の感覚で「これだ!」「やってみよう!」というひらめきで、どんどん実践に移していけばいい。
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