アメリカ・ゴシック小説 の商品レビュー
他の章はさほどでもないが、序論の担当者の訳が... 即ち、「物語に示され、仄めかされているのと全く同じ状況や登場人物に、物語と同じ事件が」実際に起きたわけではないのである。(P.3) もう少しどうにかならないか。格助詞の使い方が異常。接続詞の訳し方もまずいところが数カ所あり。...
他の章はさほどでもないが、序論の担当者の訳が... 即ち、「物語に示され、仄めかされているのと全く同じ状況や登場人物に、物語と同じ事件が」実際に起きたわけではないのである。(P.3) もう少しどうにかならないか。格助詞の使い方が異常。接続詞の訳し方もまずいところが数カ所あり。訳者の言語能力に疑問符がつく。 「フケー」は「フーケ」だろう。どうして定着した読み方にしないのだろうか。 類書がなかった当時はそれなりに意味があっただろうが、いまとなっては内容自体もさほど目新しくもなく、影響関係や作家を確認するだけで、流し読みで済ませた。
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