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ジョイ・オブ・ワーク の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2023/01/03

【星:4.0】 タイトルからは分かりづらいが、全社的品質管理についての本である。 日本の品質管理といえばデミング博士を抜きにしては語れないが、著者はアメリカで博士の薫陶を受けたデミングマスターと呼ばれる人らしい。 品質管理の元祖を知りたいと色々探している中で著者を知り、この本を...

【星:4.0】 タイトルからは分かりづらいが、全社的品質管理についての本である。 日本の品質管理といえばデミング博士を抜きにしては語れないが、著者はアメリカで博士の薫陶を受けたデミングマスターと呼ばれる人らしい。 品質管理の元祖を知りたいと色々探している中で著者を知り、この本を手に取った。 本書の多くの部分は、JOY OF WORK(働く喜び)という考え方を中心に添えた「CDGM」という著者独自のポストQCサークル的な小集団活動についてである。 ただ、この「CDGM」については「ショボイな」というのが感想である。QCサークルとの違いが伝わってこず、よって新鮮味を感じない。 ただ、本書での割合は少ないが、最後の方に出てくるデミング博士の14原則の解説、日本の国際競争力についてのくだりはいいと思う。さすがデミングマスターだねと感じさせる。 本の構成を「CDGM」部分と最後の部分を逆転させればもっといい本になると思うんだけどなぁ。

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2018/10/23

偶然にも、日本経営品質賞系の本と内容がかぶっていた。「レイオフによる競争力の回復はあり得ない」という命題を掲げ、エンパワーメントによる競争力回復を推奨。納得できるが、エンパワーメントにも限界がある。10年選手が素人同然では、解雇も已む無し。

Posted byブクログ

2014/09/13

9月10日のTwitterに「14のポイントはWikipedia(デミングの項)にも載っているのですが、こちらが比較的わかりやすいかなー。わたしはとある本の解説が好きなのですが、自宅に置いている本なので、いま示せない。><」と書きました。 その「とある本」とは、本書の事です。 ...

9月10日のTwitterに「14のポイントはWikipedia(デミングの項)にも載っているのですが、こちらが比較的わかりやすいかなー。わたしはとある本の解説が好きなのですが、自宅に置いている本なので、いま示せない。><」と書きました。 その「とある本」とは、本書の事です。 本書には私が大好きな管理図の話も載っています。 「物事の全貌を全体としてみる『観』という物の見方があった」という小林秀雄の言葉を引用した管理図の説明があるのですが、偶然原因によるデータばらつきと、異常原因によるデータばらつきを見分けて、早期に手を打つ手法として管理図ってとても役に立つんですよね。 自分の経験では、バグDBに登録されたバグが修正されるまでの「時間」を管理図にプロットして改善したことがあって(20年くらい前の話)、とってもよい改善活動ができました。 今思うと論文とまではいかなくても、資料をまとめて発表しておけばよかったなあ。

Posted byブクログ

2010/06/12

入社前の自社が紹介されていた。事例を読んで定着の難しさをかんじた。でも全体のレベルアップしていることは間違いない。また、以前より優秀だなと思える人材が応募してくるようになった。いちばんは社長が歩みは遅くとも続ける姿勢を崩さないことだろう。今期からセッションに参加楽しみだ。

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