大橋歩コレクション(8) の商品レビュー

大橋歩(著者)

2015/05/05

こういう暮らしすてきだなぁ

読むと落ち着いた気分になって、
自分の日々の暮らしぶりを見直せる本

素敵なお店や食材も紹介されていて、
情報収集にも最適

2014/05/28

引用

おいしい毎日を迎えるためにはつくらない人も努力しなければ。つくってくれる人に感謝しなければ。と思う。

食べるものを扱う人の顔は大事です。命を支えるものを扱う人は、よい人でなければなりません。

著者はしっかりした自分なりのこだわりと基準を有したひとだと思う。
自分はこう。だからこれはすき。(あるいはきらい)という正直なエッセイであり、その自分が強すぎる感もある。エッセイだからそれでいいんだけど、その考え方が前提になっていて驚くことも。

感想としては、とてもストイックな方だなあと思った。食べることに対する興味や信仰の深さがすごい！見習うところたくさん。

2011/11/03

大橋さんの、メロンパンのどこが美味しいんだかわからない発言には笑ってしまった。それでも買うのはご主人の好物だからだそうだ。お幸せそうだ。

私もメロンパンは買わないが、美味しくないから買わないのではない。カロリーが高いから買わないだけ。

銀座のデパートに入っている、パリの老舗サロンのモンブランは、大橋さん夫婦共々お口に合わなかったそうだ。必死に食べて、辟易したという。
このモンブランはパリで初めて供されたと言われており、濃厚で甘味が強い。だから、くどいと感じる人も確かに多い。私の知り合いでも何人か苦手な人がいる。でも、大橋さんのような著名人が「辟易した」と書かれたことは、なぜか悲しく、落ち着かない感じがして仕方なかった。実際、ここのモンブランのファンはとても多いし、私も大好き。
大橋さんは、そのサロンと比較して、近くにある老舗洋菓子舗を褒めているが、好きなほうだけを取り上げればいいのであって、気に入らなかった店のケーキを「辟易した」とわざわざ書かなくてもいいのになぁ、なんて思ったりした。味覚は人それぞれなんだから。

大橋さんの生活スタイルを紹介する本には好感を持っている。だから、何冊も読んでいる。でも、生活スタイルからはずれたものに対して、時々辛辣なもの言いがあったりするのにはちょっと寂しい思いをしているのも事実。人間、年を重ねるごとに寛容さも増したいものだ。

2009/10/07

イラストレーター大橋歩さんの食生活をあますところなく綴った、食の本です。我が家でも使っている食材が載っていて、体にいいんだなぁと安心しました。なにより、簡単そうに見えて実は難しそうな、リアルな色使いのイラストは見ていてとても面白かったです。細かいのにリアルに描かれてあって見入ってしまいました。台所が楽しくなること請け合い。