野村ノート の商品レビュー
20190114野村ノート☆☆☆ 「考え続ける」ことで「指導者」になることができる 偉大なプレイヤーが偉大な監督ではないのはココ 1.「選手の人作り」が最重要 教育が第一の使命 結果至上主義ではなく、仕事のプロセスを理解 ①人生と仕事は一体 ②人生論が不可欠 他人の評価が大...
20190114野村ノート☆☆☆ 「考え続ける」ことで「指導者」になることができる 偉大なプレイヤーが偉大な監督ではないのはココ 1.「選手の人作り」が最重要 教育が第一の使命 結果至上主義ではなく、仕事のプロセスを理解 ①人生と仕事は一体 ②人生論が不可欠 他人の評価が大事 ③目と頭と感性 ④技術では、コツとツボと注意点 ⑤無形の力 情報・観察・分析・判断・決断・先見 戦い 戦力・士気・変化・心理 選手に優位意識 先進的・監督ブランド データの裏付けのある確率の高いギャンブル ギャンブルだと弱者でも勝てる要素がある 2.管理者は結果論の評価はだめ ギャンブルの結果、失敗しても可とする 逆に考えのないプレイは、結果がでても不可 ex清原のプレイは× 自分のバッティング 内角を攻める 壁を崩す リスクを負う 配球の原点は打者への意識付け 3.指揮官の決断 根拠・責任 判断 基準がある 決断 賭け 頭でやる 長期のペナントレース、短期の日本シリーズは違う 短期決戦弱者の戦法 ①戦力分析②コンディション③選手の決定 ④どの試合を重視、捨てる ⑤無形の力を重視 4.捕手の役割 グランドの監督 ①分析②観察③洞察④判断⑤記憶 データ(事前)と情報(試合) 5.組織には中心が必要 四番 エース 仕事に求められる能力 ①問題分析能力 ②人間関係能力 ③未来創造能力 野球は個人の能力+チームの能力が求められる 「つながり」が大事 それは相手チームが評価 cf巨人は四番打者揃いだが、チームとしては× 野球は「根拠」で成立 →つながりの強さ 6.組織はリーダーの力量が上限 編成の重要性 四番とエースは育てられない 7.指揮官の仕事は「人づくり」 「人間性」を教える監督は皆無 根性野球→管理野球→情報野球 巨人渡辺恒雄は根性野球・精神野球のまま 野村野球は「意識付け」データで確率アップ 8.監督は「人間学」 監督はチーム優先、選手は個人主義 「士は己を知る者のために死す」 リーダーによって、「チーム優先」に変わる 9.「基準・根拠」 考えて、説明できる 選手と指導者の違い
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プロ野球を長年見てると非常によく分かる。完全にマネジメントの本です。著者自身、高齢であるのに現役監督であり、ここ数年の新しい監督が増えているところなので、タイムリーに読んでおくべきだったと思います。 BO20090527AY
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野村監督ってすごいです。日本一4回は伊達じゃない。彼の思想は、野球に勝つことを遥かに超え、人生に克つことに到達しています。彼によって人生が変わったという野球選手が多いのも頷けます。
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昔、20代の頃、ソフトボールやっていたとき、買いましたが、息子が高専に入ったとき推薦図書になっていました。
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野球は、アタマを使うスポーツだということが、よく理解できます。 そして普段の生活や仕事でも通じる原則論が満載で、野村さんの博識には舌を巻いてしまいます。 どんな世界でも実績がある著名人達は、その道を極めるための修練に裏打ちされた自身のポリシーを持っているのだろうなと、あらためて感...
野球は、アタマを使うスポーツだということが、よく理解できます。 そして普段の生活や仕事でも通じる原則論が満載で、野村さんの博識には舌を巻いてしまいます。 どんな世界でも実績がある著名人達は、その道を極めるための修練に裏打ちされた自身のポリシーを持っているのだろうなと、あらためて感じました。 そういう点で、まさに野村さんは"野球博士"です。
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人間学、組織学、社会学をじっくり学ぶ 評価は人が下した評価が、正しい 頂点に立つということは小さいことの積み重ねだ 小事が大事を生む 仕事能力 ・問題分析能力 ・人間関係能力 ・未来想像能力 不満のない人間はいない=抑制力
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野球が好きな人はみんな読んでいる(はず)の本 野球の知識本というよりリーダー論として読める。 指導者に必要な組織作りの考えを野球に例えて書かれている。
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野村監督の理念がわかるつぶやきノート。 とにかく野球に対する情熱が伝わってくる選手時代の話から、監督になってからの試行錯誤、失敗、成功が臆することなく語られている。 約10年前の当時の選手に対する評価も、そんなこと書いていいのかと思ってしまうほど、批判もほめ言葉もすべて率直に語っ...
野村監督の理念がわかるつぶやきノート。 とにかく野球に対する情熱が伝わってくる選手時代の話から、監督になってからの試行錯誤、失敗、成功が臆することなく語られている。 約10年前の当時の選手に対する評価も、そんなこと書いていいのかと思ってしまうほど、批判もほめ言葉もすべて率直に語っている。 人生を野球に捧げ、信念を持って若い人達を指導する姿勢には心打たれる。
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プロ野球ファンなら楽しく読めると思います。 監督は選手を 育てると共に人間も育てている すこし松下幸之助に共通項があるような?! 26/9/9
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野村監督の教え。 もちろん野球の話なんだけれども、野球というのは力勝負の競技ではなく、情報を分析して、分析したものをどう生かすか、というスポーツであるという話だ。と、このあたりの「考えて生きる」あたりが世の中のいろいろにも行かせることでしょう。野球に興味がないときっと読みに...
野村監督の教え。 もちろん野球の話なんだけれども、野球というのは力勝負の競技ではなく、情報を分析して、分析したものをどう生かすか、というスポーツであるという話だ。と、このあたりの「考えて生きる」あたりが世の中のいろいろにも行かせることでしょう。野球に興味がないときっと読みにくいのだと思うけれども、野球好きのアタシはとても面白く読みました。 非常に興味深いのは「野球選手は何が仕事なのか?」という点。つまり「それぞれの選手が一生懸命にプレイすること」でも、「マスメディアに出るような人気者になる」ことでもなくて、試合に「勝つ」ことが仕事。この単純明快な目的のために、どういう努力をするか。 ものすごく単純な話なんですがね、選手によっては「そこそこやれれば」とか「ファンの人気さえあれば」だと思っておる人も少なくないだろうから、ここの周知が大事だなぁと思ったりした。 その業種にとって、何をすれば「仕事」になるのか。 他の業種や職種でも、あんがい統一されていない部分ではないかなぁと思ったのであった。
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