トヨタの思考習慣 の商品レビュー

日比野省三(著者)

発送の違いから見た思…

[文庫ＯＦＦ]

発送の違いから見た思考（帰納法ではなく演繹法）を習慣化させ、結果として大きな成果を上げている。また、流行の成果主義に依存するのではなく、プロセスを重視し、良きプロセスが良き結果を生み出すということも深慮している。こうした点から人間性を重視していることは、他の企業も見習うべき。この本では、これら演繹法による思考習慣を7つに分類し、分かりやすく説明されています。

成功するには何も難し…

[文庫ＯＦＦ]

成功するには何も難しく考える必要はないということか。

2014/01/29

なぜトヨタは強いのか。なぜ独自の生産方式を作ることができたのか。
要は、トヨタのやっていることを真似するのではなく、トヨタの考え方を真似しなさいということ。
なるほどなーと思うことばかりで勉強になった。しかし、色々複雑で今すぐ何か自分に反映できるか？と言うと、ちょっと尻込みしちゃうかもしれない。でもやってみたい。
トヨタは一流のアスリートと一緒で、他人ではなく「理想の自分」との戦いをずっとしてるんだろうな。恐るべきほどの高目標、執念、健康的な完璧主義だと思う。

2013/01/05

ブレイクスルー思考の考え方を、トヨタを事例にして考える本です。
ジャストインタイム、カンバン、なぜなぜ分析などを取り上げて、課題に対して、どのように立ち向かえば良いのかという思考方法を探る本です。

ブレイクスルー思考である7つの原則と、トヨタの思考習慣を照らしあわせて説明しています。
・ユニーク差の原則
・目的展開の原則
・未来から学ぶあるべき姿の原則
・システムの原則
・目的適情報収集の原則
・参画・巻き込みの原則
・継続変革の原則

ややわかりにくかったり、実際に落としこむとしたら、かなり困難。
トヨタの事例本として読んで、学ぶ上ではいい本だと思いました。

2012/06/11

図書館で借りた。
第8章を読むだけで全体が理解できるので、全部読む必要なし。

トヨタの思考を三河武士までさかのぼって考察しているのは興味深かった。

競争相手に追いつくのではなく、理想を実現することで世界一になれる。

トヨタのように成功するためには、
「”かんばん方式”という魚を捕りに行くのではなく、魚の捕り方を覚える」
この言葉は印象的である。
方法を身に着けるのではなく、方法を作る思想を見につける。
常に意識していきたい。