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迷宮百年の睡魔 の商品レビュー

4.3

128件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    16

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「女王の百年密室」に…

「女王の百年密室」に続く第二弾。主人公サエバミチルとロボットのロイディが旅をし、外界との交流を閉ざした島での殺人事件をめぐって島の謎を追求していく物語である。ロイディという最新のロボットの生真面目な会話が愉快で、すごく和む。今までに読んだことのない設定で、魅力的な登場人物で、これ...

「女王の百年密室」に続く第二弾。主人公サエバミチルとロボットのロイディが旅をし、外界との交流を閉ざした島での殺人事件をめぐって島の謎を追求していく物語である。ロイディという最新のロボットの生真面目な会話が愉快で、すごく和む。今までに読んだことのない設定で、魅力的な登場人物で、これだけはまってしまう作品を書ける作者はすごい。

文庫OFF

「女王の百年密室」の…

「女王の百年密室」の続編。前作を読んでいたので、すんなりと世界に入れた。むしろ前作より面白かったと思う。

文庫OFF

続編なので初めから物…

続編なので初めから物語の世界に入っていけた。前作よりもキャラが向上し、会話も面白く一気に読めた。

文庫OFF

百年密室の続編で、引…

百年密室の続編で、引き継がれている内容が多いので是非そちらを読まれてからどうぞ。またしても不思議な街が舞台です。三部作でまだ完結していないのでものすごく続きが気になります。ミチルとロイディの会話がたのしすぎます。とてもセンスを感じます。

文庫OFF

2023/07/31

22世紀を舞台にした近未来ミステリ。ウォーカロンと呼ばれる人型のロボットが登場するが、それが物語の鍵にもなってくる。王道のミステリに慣れた人にこそぜひ読んでいただきたい。森博嗣の技巧がふんだんに盛り込まれた作品に引き込まれることだろう。

Posted byブクログ

2021/07/07

10年ぶり?くらいに再読(2021.06) 3作目読めていなかったため復習のつもりも、海が〜という場面以外詳細は記憶の彼方に消えていて、犯人は誰だっけ?と。 ★振り返り ジャーナリストとしてほぼ鎖国状態の海辺の街を訪れたミチルたち(イメージはモン・サン・ミシェルぽい?)。取材を...

10年ぶり?くらいに再読(2021.06) 3作目読めていなかったため復習のつもりも、海が〜という場面以外詳細は記憶の彼方に消えていて、犯人は誰だっけ?と。 ★振り返り ジャーナリストとしてほぼ鎖国状態の海辺の街を訪れたミチルたち(イメージはモン・サン・ミシェルぽい?)。取材を進める上でまたしても殺人事件に遭遇。そして首をつっこんでいく笑笑 街に感じる違和感は?外界と隔絶された街で起こる認識のズレはいつ治るのか?取材はうまく行くのか。100年シリーズ二作目。 ★感想 前作よりもミチルとロイディの新しいコネクションが強くなり、 ミチルとアキラという過去の関係性の未知の部分が露呈し始める。色々な謎を残したまま(読み取れなかっただけかも?)終幕。 自分とはなにか?認識している世界は正しいのか?前作に引き続き、生きている、死んでいる、とは?死生観に疑問を投げかける。 永く眠りにつくだけ、という表現が頭にこびりつく強さ。 出番は特殊だが、デボスホウの存在がチラつく。ミチルの物語はどこへ行くのか。しかし三部作。。

Posted byブクログ

2021/02/28
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ミチルとロイディがイルサンジャックに取材に行く話。途中ミチルが昏睡して一年が経過していた話は面白かった。

Posted byブクログ

2021/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

改めて読んでみたら、そのままWWシリーズとつながっててびっくり。 百年シリーズは3作目は実際には赤目姫だったけど、ミチルとロイディの幻の3作目にあたるところがWシリーズ以降に謎として埋め込まれたという感じなのかも。 シキもよく話し、考えがわかりやすい。以前と全然違って読めた。 読み返すたび違って読めて楽しい。

Posted byブクログ

2020/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3.5 百年シリーズ第2弾。人口が減り転々とした都市社会が形成されてるような世界。サエバミチルがクジアキラが生前訪れていたモンロゼに。前作のデボウスホの母メグツシュカが女王。首切り殺人。冬眠技術を使って知らずにウォーカロンに出された頭脳が自身の体を殺させる。一つの頭脳で二つの体。ミチルはクジアキラの体に、ミチルの頭脳だが、ウォーカロンであるロイディ側に頭脳がある。ミチル、デホウはクローンらしい。クローン技術、冷凍技術や人工冬眠。ウォーカロンの体と人間の頭脳をもつ存在。その切り分け。永遠が見え始めるようなテーマ。 メグツシュカが島を回転させ一夜にして島の周囲の状態をかけ人工な分離を仕掛ける、もう生きていないことを示唆するあたり、マガタシキを想起させる感じ。

Posted byブクログ

2018/12/05

こちらも再読。忘れていた登場人物にふふり。 そういえば森さんの本は色々好きだけれど、人に勧めるのは決まって百年シリーズです。

Posted byブクログ