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2015/04/23

◆宮内庁(宮内省)の総料理長として、50年以上にわたって天皇に料理を作り続けた筆者 (1888-1974)の随筆。少年時代のいたずら、料理修行、仕事に対する考え方、食に対するこだわり、宮中のしきたり、皇族や諸国の王族に関する逸話、友人や妻との思い出、どれも興味深い逸話ばかりです。...

◆宮内庁(宮内省)の総料理長として、50年以上にわたって天皇に料理を作り続けた筆者 (1888-1974)の随筆。少年時代のいたずら、料理修行、仕事に対する考え方、食に対するこだわり、宮中のしきたり、皇族や諸国の王族に関する逸話、友人や妻との思い出、どれも興味深い逸話ばかりです。職人としての矜持を感じさせながら嫌味を全く帯びないのは、そこに筆者という人間がみえてくるからなのだと思います。それは筆者が終始語っている、”料理などに大切なのは、まず人間であり心なのだ”という考えをそのまま文章で再現しているような、不思議な魅力があります。食が好きな人はもちろん、職業人にもおすすめしたい一冊です。 余談ですが、今年(2014年)は、ちょうど筆者の没後40年になります。

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2014/03/26

20140326読了 宮内省の初代主厨長で大正・昭和の天皇家のお食事を統括。昭和47年没。時代を感じさせる逸話がたくさん。著者の弟子でもある谷部金次郎氏の著書も読んでみたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

マチアキ サンマ 財津がでてたドラマの原作 これで料理に興味をもち明治 大正 昭和初期の歴史に興味をもったかっかけになった本

Posted byブクログ