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新解さんリターンズ の商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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2022/12/02

新明解国語辞典(以下新解さん)を骨の髄まで楽しむための教科書といってもいいもの。 新解さんをこよなく愛する著者が、世に溢れる言葉の数々を、端的にわかりやすく説明している辞典の偉大さを高らかに讃えている。 新解さんの説明へのコメントをしている著者とのやりとりもまた面白い。 例えば...

新明解国語辞典(以下新解さん)を骨の髄まで楽しむための教科書といってもいいもの。 新解さんをこよなく愛する著者が、世に溢れる言葉の数々を、端的にわかりやすく説明している辞典の偉大さを高らかに讃えている。 新解さんの説明へのコメントをしている著者とのやりとりもまた面白い。 例えば333ページにある一部を抜粋すると・・・ 〜ここから〜 ゆうかん【有閑】生活に余裕が有り、ひまを持て余すこと。「ーマダム」 ただひななだけでは、「ーマダム」になれず、それはただの「ひまな女」に過ぎない。 〜ここまで〜 こんな調子で、辞典の説明と著者のコメントで面白おかしく進んでいく。 本書は、2004年に出版された「新明解国語辞典」第6版についてツッコミを入れている一冊。過去の版には掲載されていたのに、消えてしまった言葉や、新たに加えられた言葉、説明文の変化などを検証している。 我が家にあるのは、「明解国語辞典」(新がついていない)三省堂は昭和42年改訂版だ。第6版のようなキレはないが、丁寧に言葉の意味を伝えてくれる。 辞典の素晴らしさを改めて伝えてくれる素晴らしい作品だ!

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2019/01/27

赤瀬川氏の「新解さんの謎」を読んだ時の衝撃には及ばないものの、新明解国語辞典への愛情をたっぷり感じる一冊です。 夏石氏版も2冊目なので、集中して読み続けるのではなく、日に数ページずつ読むくらいが丁度よい。

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2018/12/02

『新明解国語辞典』のファンなので、この本を手に取った。 辞典での語彙説明を面白おかしく紹介している本なので、『新明解国語辞典』が好きな方なら興味深く読めるが、若干長く、最後には飽きてくるのが玉にキズ。

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2015/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

年末年始用に持ち運びが楽な文庫を適当に選んだ中の1冊。赤瀬川さんの新明解の本は読んだことあるけど、この人も書いてたんだな。真似かと思ったけど、違うみたい。でも、あんまり面白くなかったな。集中して読む気にならず、途中リタイヤ。

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2012/11/27

名(迷⁈)国語辞書のひとつ、明解さん☆ この本を読めば、明解さんのトリコになること間違いなしです(o^^o)

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2011/07/19

新解さんも、版を重ねて、2004年、第5版から第6版になりました。初版から収録されつづけている言葉など、新しい版と旧版との比較も含みます。「言葉」を扱う辞書ですから、古色蒼然たるままでいいということはありません。同時に、古くからの言い回しや、今ではほとんど使われていないことまで網...

新解さんも、版を重ねて、2004年、第5版から第6版になりました。初版から収録されつづけている言葉など、新しい版と旧版との比較も含みます。「言葉」を扱う辞書ですから、古色蒼然たるままでいいということはありません。同時に、古くからの言い回しや、今ではほとんど使われていないことまで網羅されていないと、とんでもなく困ることにもなります。だから辞書は(何語のものであっても)新旧硬軟取り混ぜて、自分の必要に応じてマメにいくつも引いてみるのがコツです。新解さん、まだまだご健在のようです。

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2009/10/04

おれさま【俺様】[口頭]偉大な力を持っているおれ。[他に対して自分の力をひけらかす時などに使う] 今回もやってくれました新解さん。

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2009/10/04

 その名の通りリターンズです。 新解さんそのものに対する驚きとゆぅか、凄さの発見は、知った当初かなり刺激的であったため、前回ほどの衝撃は無かったです。 だけど相変わらず、新解さんはクスリと笑わせてくれます。それと同時に時代の流れと言いますか、語訳の変遷とか消えた言葉とか読むと、何...

 その名の通りリターンズです。 新解さんそのものに対する驚きとゆぅか、凄さの発見は、知った当初かなり刺激的であったため、前回ほどの衝撃は無かったです。 だけど相変わらず、新解さんはクスリと笑わせてくれます。それと同時に時代の流れと言いますか、語訳の変遷とか消えた言葉とか読むと、何だかノスタルジックにもなり、何ともいえない1冊になっていると思います。

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2009/10/04

今春読んだばかりの『新解さんの読み方』の続編 第6版となった新解さん。 主幹の亡き後どうなるか。

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2009/10/04

相変わらずの、新解さんの人間くささを隅から隅までみせつけてくれる。味にうるさい、金にうるさい、女にきびしかった?新解さん。最近は少しずつ角が取れてきている感もあるが、語釈が楽しい新解さんは健在である。もっと頑張れ!新解さんよ〜〜。

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