スローなユビキタスライフ の商品レビュー

関根千佳(著者)

2011/05/09

ユビキタスとは？
もともとは「（神は）あらゆるところに存在する」
という意味のラテン語が語源。
携帯電話、ICカード、ビデオ、洗濯機、駅の自動改札、エレベーター、ATM、自動販売機に至るまで、生活環境の中に存在する無数のコンピュータ同士を繋ぐことを「ユビキタス・コンピューティング」といいます。

人々は、より幸せに、便利に、快適に暮らしていくために沢山のものを作ってきました。ITもそれに漏れるものではない。
人々が本当に幸せに生きるために。

自然とITの融合。ユビキタスの目標地点の一つをこの本は提示してくれています。

2009/10/09

近未来のユビキタス社会の理想像を描いた小説。ユビキタス社会を描いているとはいえ、やたらとサイバーな話が出てくるわけではなく、科学技術があくまで陰ながら生活を支えるという話。主人公の性格はとらえどころが無く感情移入できないが未来社会の一例として理想的。ただ実現させるには汎用端末の開発のみではなく経済的に解決すべき課題が多そうではある。

2009/10/04

易しい本でした。
いつかこういう生活をしていく中で人に優しいコンピューターを繋いで生活して行けたらいいですね。