株の天才たち の商品レビュー

ニッキーロス(著者),木村規子(訳者)

2010/03/20

あらためてこう言った本を読むとアメリカは投資情報のサービスもしっかりしているんだと感じます。　情報がしっかりしていれれば勝てるとは限らないんだけど、気軽に学ぶことができるような気がします。
で、本の内容自体は、著名な投資家の多くは、本質的には似たような事を言っています。判りやすい事業、良い経営者、未来が期待できる。

2009/10/04

＜目的＞
天才たちの戦略を学ぶ

＜メインブランチ＞
●バフェット
超長期型運用。割安株と成長株を組み合わせたブレンド投資法。
年次報告書、調査レポートを充分に物色した上、納得した銘柄のみ投資する。なければ見つかるまで静観。
きわめて、常識的な投資スタイル。逆張り派

●グレアム
数値重視のバリュー投資法。証券分析を応用や財務データ、財務比率を研究。
投資の銘柄は１．見放された株　２．無名の中小企業株　３．健全だけど、見切り売りされている大企業株
常に投資に対する姿勢はビジネスライク

●フィッシャー
調査重視のグロース投資法。調査は主に、企業の最高幹部、製品、政策。
幹部に直接質問したり、財務指標の調査、分析、評価まで綿密に行う。

●プライス
将来を見据えたグロース投資法。企業のオーナーと同じ考えを持つ一方、「投資家にとって唯一訪れるのは変化」ということを悟る。
ライフサイクル理論、鈍化警告のシグナル、リスクの比較検討、アセットアロケーション戦略。

●テンプルトン
精神世界を重んじたグローバル投資法。心への投資。
国際分散投資。特に新興市場にも積極的。「最高の」割安株を探す。
逆張りで安値を拾う。１５の法則。プラス思考で来るべきときに備え、資金を準備。

●オリジナル手法
天才たちの手法戦略の応用・まね・組み合わせ。
独自のプラン設定・評価。
順序として１．情報を集める　２．情報の評価　３．決断を下す
常にリスクを想定し、テストも怠らないこと。

＜感想＞
内容が濃い目。
分かりやすく、お勧め。