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ただならぬ午睡 の商品レビュー

3.3

20件のお客様レビュー

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2011/11/19

恋愛アンソロジーということで、魅惑的でドキドキなストーリーの数々をきたいしていたのですが、そういう意味では期待はずれでした。でも、尋常でなくて、実際には経験したくない恋愛模様が描かれていて、そういう意味では刺激的でした。そんな中で「シャトー・マルゴー」はちょっと魅惑的だったかも。...

恋愛アンソロジーということで、魅惑的でドキドキなストーリーの数々をきたいしていたのですが、そういう意味では期待はずれでした。でも、尋常でなくて、実際には経験したくない恋愛模様が描かれていて、そういう意味では刺激的でした。そんな中で「シャトー・マルゴー」はちょっと魅惑的だったかも。どんな香りなのか、私もそれだけは味わってみたいです。

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2011/11/03

江國香織さんがすきで手に取った小説 短編集 江國香織さんの十日間の死は泳ぐのに、安全でも適切でもありませんに入っていた。 恋愛小説アンソロジーということで八人の小説家の短編集。 んーあんま好きじゃない。だらだらとした感じ。 処女だとかそんなはなし。 村上龍さんのシ...

江國香織さんがすきで手に取った小説 短編集 江國香織さんの十日間の死は泳ぐのに、安全でも適切でもありませんに入っていた。 恋愛小説アンソロジーということで八人の小説家の短編集。 んーあんま好きじゃない。だらだらとした感じ。 処女だとかそんなはなし。 村上龍さんのシャトー・マルゴーはなんだか読んでて飲んでみたくなった 解説で江國香織さんが述べている ――恋は人を暴く。一人の男のなかの男性を暴き、一人の女のなかの女性を暴く。だからおもしろいし、だから、とても人にすすめられない。 現実があやうくなるほどの、めくるめく鮮烈な恋の話

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2011/04/24

んー…期待はずれ、というか、好みではない。官能小説のにおいが少しする。チェーホフや村上龍は苦手としているんだ…一番こわかったのは平林たい子。わたしが好きなのは江國であって、江國選ではないのだった。

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2010/02/03

アンソロジーは、新しく好きになれる作家さんが発見できるかも?との期待で読むんだけど、これはちょっとハズレ。(失礼) 読んでてイライラするものが多かった。 最後のチェーホフが、まぁかわいらしくて好きかな。

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2009/10/07

吉行淳之介「謎」、河野多恵子「朱験」、安西水丸「ホテル・ダンディライオン」、江國香織「十日間の死」、佐藤正午「夏の情夫」、村上龍「シャトー・マルゴー」、平林たい子「私は生きる」、チェーホフ「かわいい女」の8作品を収録。 短編なので読みやすいです。 どれもそれぞれ、あやうさのある、...

吉行淳之介「謎」、河野多恵子「朱験」、安西水丸「ホテル・ダンディライオン」、江國香織「十日間の死」、佐藤正午「夏の情夫」、村上龍「シャトー・マルゴー」、平林たい子「私は生きる」、チェーホフ「かわいい女」の8作品を収録。 短編なので読みやすいです。 どれもそれぞれ、あやうさのある、不思議な雰囲気がして引き込まれました。

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2009/10/04

表紙に書かれた「恋愛小説アンソロジー」という文字だけに惹かれて買ってしまった人は、後悔するかもしれない(笑 あとがきにある、江國香織さんの言葉を借りるなら 「日なたと日かげがどちらも濃くて、くらくらする」「現実があやうくなるくらい、鮮やかなもう一つの世界」 そんな表現が合うよう...

表紙に書かれた「恋愛小説アンソロジー」という文字だけに惹かれて買ってしまった人は、後悔するかもしれない(笑 あとがきにある、江國香織さんの言葉を借りるなら 「日なたと日かげがどちらも濃くて、くらくらする」「現実があやうくなるくらい、鮮やかなもう一つの世界」 そんな表現が合うような作品ばかりを集めた、一冊です。 正直、くらくらしました。 クセが強めです。 でも、くらくらを味わいたい方はぜひ、挫折せずに読みきってみて欲しい。短編だしね。 恋は一人の男の中の男性(おとこ)を暴き、一人の女の中の女性(おんな)を暴く、そうです。 この感覚がなんとなくでも分かるような恋愛がしたい。この感覚が分からないような恋愛は、したくない。

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2009/10/04

恋愛についてのアンソロジー本。それはどれも初恋の初々しさではなくて、エロティックで粘質系のトロトロとした恋愛が描かれている。最初に二篇収録されている吉行淳之介の「謎」と、河野多恵子の「朱検」淫靡な世界は独特だ。『ただならぬ午睡』はこの二篇でアンソロジー本としての、奥に煌くヌラヌラ...

恋愛についてのアンソロジー本。それはどれも初恋の初々しさではなくて、エロティックで粘質系のトロトロとした恋愛が描かれている。最初に二篇収録されている吉行淳之介の「謎」と、河野多恵子の「朱検」淫靡な世界は独特だ。『ただならぬ午睡』はこの二篇でアンソロジー本としての、奥に煌くヌラヌラとした恋愛短篇小説の羅針盤として君臨する。また短篇ということで、味は言葉から濡れて出るものを吸収する。すべては江國香織が選出したアンソロジー本として成功している。

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2009/10/04

タイトルがすごく好きです。「十日間の死」は泳ぐに〜にも収録されていますが、なによりも、「恋は人を暴く。一人の男のなかの男(おとこ)性を暴き、一人の女のなかの女(おんな)性を暴く。だからおもしろいし、だから、とても人にすすめられない。書物のなかで、暴かれたそれが、ひっそりと、でも白...

タイトルがすごく好きです。「十日間の死」は泳ぐに〜にも収録されていますが、なによりも、「恋は人を暴く。一人の男のなかの男(おとこ)性を暴き、一人の女のなかの女(おんな)性を暴く。だからおもしろいし、だから、とても人にすすめられない。書物のなかで、暴かれたそれが、ひっそりと、でも白日のもとに晒されたさま。私は目をそらすことができない。残酷だけれど美しい眺めだ。(「選者あとがき」より)」にやられました。江國さん以外の方々も想像たる顔ぶれです

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2009/10/04

江国な友達に借りた恋愛もののアンソロジー。チョイスに江国さんの趣味が凄く感じられるので江国すきーは楽しめるのでは!河野多恵子と平林たい子が気になりました。

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2009/10/04

江國香織さん選の短編集。"現実が危うくなる"話ばかり。恋愛小説といいながら、なんだかホラー小説を読んでるような気持ちになった。

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