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村上春樹とネコの話 の商品レビュー

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2010/02/12

-『羊』『ねじまき鳥』『カフカ』は、村上春樹のネコをめぐる三大小説である- 村上春樹は「究極的には男の子にしかわからない」と言われたことがある。この本を読んでいたらその理由がちょっと見えた気がする。村上春樹の小説の主人公は生物学的には「男」だけど、「ネコ=女的なもの」をしっかり...

-『羊』『ねじまき鳥』『カフカ』は、村上春樹のネコをめぐる三大小説である- 村上春樹は「究極的には男の子にしかわからない」と言われたことがある。この本を読んでいたらその理由がちょっと見えた気がする。村上春樹の小説の主人公は生物学的には「男」だけど、「ネコ=女的なもの」をしっかりと抱えていて、でもそれは表面化しないし、その不自然さからか、世界に居場所がない。そして、居場所を求めて冒険にでる・・・。これをより実感できるのは肉体的には男子の両性具有者なのかも。 え~、この本そのものは、文学部や藝術大学の学食での会話を楽しめる人におススメ。

Posted byブクログ

2009/10/04

ネコと村上春樹。おもしろい視点で 書かれた本で楽しかった。 海辺のカフカを読んだ後だったので なおさらおもしろかった。

Posted byブクログ