風の歌、星の口笛 の商品レビュー
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横溝正史ミステリ大賞を取った作品だそうな。 でもミステリーというよりライトなSFです。ミステリを期待する人が読むとがっかりすると思われます。時空を超えた舞台の作品にちょっとミステリ要素を含んだ作品があるじゃないですか、そんな感じ。ハリウッドのSF映画にすごいありそう~。
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題に惹かれて読んでみました。 3つの話が交互に来て、何の繋がりがあるか分かりません。 それぞれどうなるんだろうと思うので読み進めましたが、読みにくいと感じました。 最後にああ、そういうことなのかとは思いました。
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第24回横溝正史ミステリ大賞。2004年。 SFぽい。地球が滅亡する前、他の星に移住した人々がいた。そこプシュケには、マミーのもとで暮らしている人々がいた。ここも滅亡しそうで、また脱出計画が。 3つの物語が並行して語られ、最後はつながる。 んだけど、全然楽しめず。 読み進めても全然おもしろくなく、読み終わるのに2週間もかかってしまった。 この大賞ははずれがないので読んでいるが、こんなこともあるんだわ。
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ジャンルは「ミステリ」になるのかな? "横溝正史ミステリ"なるものの大賞作品。 ①退院後、消えてしまった恋人を探し求める青年の話、 ②崩壊を迎える世界での探偵謙小悪党の話、 ③地球に代わる惑星を求めて300光年離れた星にやってきて、そこが滅んだ原因を探る研究家の話。 という3つがバラバラに進む1つのもの作品。 3つの話がどう絡むか気にはなったけど、あまり面白くはなかったかな。 風呂敷を広げてみたけど穴があって回収しきれていない感じもしたし。 話とは変わってしまうのだけど、 最後に乗ってた審査員たちの評価が現実的でそういう裏側も見れて良かったです。
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探偵のトッドは、全てが母(マム)によって管理される世界で探偵を営んでいる。ある日彼の周りで死ぬはずのない人工ロボットペットが死に、起こるはずのない停電が起きる。 地質学者のジョーは地球から25光年(250年)離れた惑星プシュケを目指す。プシュケは遥か昔、地球人が作り出した人口惑...
探偵のトッドは、全てが母(マム)によって管理される世界で探偵を営んでいる。ある日彼の周りで死ぬはずのない人工ロボットペットが死に、起こるはずのない停電が起きる。 地質学者のジョーは地球から25光年(250年)離れた惑星プシュケを目指す。プシュケは遥か昔、地球人が作り出した人口惑星だった。しかしジョーがたどり着いたとき、プシュケは砂漠化し滅びてしまっていた。 交通事故での入院から半年ぶりに退院したセンマは、恋人スウに会おうとするが、彼女の家には別の女性が住んでいた。センマはスウを探すが、スウの母親も自分の家族も大学時代の教授も誰もスウのことを知らない。 並行して進む3つの物語。 半分以上読んでもどこで繋がるのか分からん!どうまとまるんだ!と思っていたら最後はするすると綺麗にまとまりました。 選評で(この作品は第24回横溝正史ミステリ大賞)綾辻さんが「いわゆるSFミステリ、いや、これはあえてSFファンタジーミステリと呼ぶべきか」と言っているように、SFやミステリを期待して読むとあれ?となるのかも。あまりそのあたりを気にせず、ファンタジーとして読んだ方が楽しめると思いました。 私はSFに疎いこともあって、一気に引き込まれてがーっと読んだ。素直に面白かったー!と思える作品でした!私はすき! 最後まで読み終わるとタイトルが沁みる~。
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ファンタジーミステリーだと思って読んだ私は正解だったようです。楽しめました。ただ、紹介文と本文が違いすぎて、本当に焦った。別の本読んじゃったかと思った。
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文章が読みやすかったので、思いの外サクサクと進みました。三つの章から織り成される物語たちが一体、どこでどう繋がっていくのか?読み始めは全く分からなくて、でも後半になるにつれて少しずつ物語の繋がりが見えて来て、思わず「あっ!」と一人で声を上げてしまいました。ラストには、もっと盛り上...
文章が読みやすかったので、思いの外サクサクと進みました。三つの章から織り成される物語たちが一体、どこでどう繋がっていくのか?読み始めは全く分からなくて、でも後半になるにつれて少しずつ物語の繋がりが見えて来て、思わず「あっ!」と一人で声を上げてしまいました。ラストには、もっと盛り上がりが欲しかったけれど一応、これはこれで納得しておきます。壮大な物語であったとは思うのですが、それほど心に残るものでは無かった点が少し残念かなぁ。 ただ、選考委員の方たちも仰っていましたが、SF好きの方から見れば粗がたくさん出て来るのかも知れません。が、私は疎いのでよく分かりませんでした…。
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3つの場面がああなって物語りがクライマックスになるのだが、どれがどの地点のものか途中こんがらがってしまって、わからなくなった。 しかし、「あぁ、こうなるのか!」と、びっくりさせられたりした。 話はこんがらがったところ以外は読みやすかったです。
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SFファンタジー的なミステリー。 なかなか興味深い。 登場人物たちの時代設定が面白い。 でももっと劇的なものがラストに欲しかったな。スゥね。
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2004.12.2 涼さんにすすめられて買った、村崎友の「風の歌、星の口笛」を読んだ。 …壮大。そのスケールの大きさに驚いた。ほどよくミステリーで、しっかりファンタジーで、理解できる範囲のSFで、切ないロマンチシズムにあふれている。質実剛健な骨太作品にどっぷりだった...
2004.12.2 涼さんにすすめられて買った、村崎友の「風の歌、星の口笛」を読んだ。 …壮大。そのスケールの大きさに驚いた。ほどよくミステリーで、しっかりファンタジーで、理解できる範囲のSFで、切ないロマンチシズムにあふれている。質実剛健な骨太作品にどっぷりだったわたしの頭に、ほどよい心地よさと爽快なイマジネーションを広げてくれた。 気持ちいいなあ。ひさしぶりにこういう作品を読んだ気がする。ラスト、赤みを帯びたペンダントの意味に気付いたとき、胸が熱くなった。 「向かいの席にやってくる誰かを…来ない誰かを今日も待っている…」 聴いたことのないこのメロディーが、遠くの空から降ってくる気がした。
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