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旅のヒント の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/04/12

あまり記憶にないが五木寛之さんの 作品を読んだのは初めてかもしれない。 知らないなりのイメージは 無骨なおじさん、という感じだろうか。 旅のヒントと書いてある通り 五木寛之さんが旅行をするうえで気を付けて いることが前半に書かれていて、 中盤から後半にかけては千所千泊をめざし...

あまり記憶にないが五木寛之さんの 作品を読んだのは初めてかもしれない。 知らないなりのイメージは 無骨なおじさん、という感じだろうか。 旅のヒントと書いてある通り 五木寛之さんが旅行をするうえで気を付けて いることが前半に書かれていて、 中盤から後半にかけては千所千泊をめざして 日本各地を転々と旅行された 旅行記がかかれていた。 五木さんが鹿児島県串木野の講演会に 参加された折、宮崎からこられた 安楽寺住職と話すシーンがあり 私の地元でもあるため、興味を以って 読むことができた。 しかし、地元であるにもかかわらず こんな歴史があったのかと 無知を恥じるばかりだ。 関連本を探して読もうと思った次第。 五木さんは生来より動民の生き方に関心があり ホモ・モーベンスとして生きていこうと 考えておられたそうで、 五木さんの旅をする理由は 生きることであり、それを確かめること、 生き続けること、なのだそうだ。 旅に出ると緊張性の便秘症になって しまう私としては週の半分以上を 旅に費やす生活は想像できないが 旅の刺激が心を活性化しエネルギーになる 五木さんがうらやましい気がする。

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2022/05/27

この方は旅のスキマに普段の生活があるような、とにかく年間の多くの期間、旅をされていたみたいです。 旅のリスク回避についての考え方がすごい。 自分も旅好きですが、ここまで危険回避については考えたことがなかったので(日本にいるのとさほど変わらぬ感覚でした)、今まで自分が事故や事件など...

この方は旅のスキマに普段の生活があるような、とにかく年間の多くの期間、旅をされていたみたいです。 旅のリスク回避についての考え方がすごい。 自分も旅好きですが、ここまで危険回避については考えたことがなかったので(日本にいるのとさほど変わらぬ感覚でした)、今まで自分が事故や事件などに巻き込まれることなく旅できたのは、単にラッキーだったのか、と自分の甘さを痛感しました。 服装、特にバッグや靴などにもこだわりを持っていて、読めば読むほど成る程、と感心してしまいました。 このヒントを念頭に置いて、旅をしていたら、これからもトラブルなしに旅を続けられるかも知れません。 書くことを生業としていて、大好きな旅をつづけながら仕事ができるなんて、幸せだな~と感じました。 2018/07/13

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2022/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 旅する宗教家、作家、詩人、歌人、俳人・・・。歩きに歩くと、その足首はしまり、ふくらはぎは鋼鉄のように盛り上がってきます。五木寛之さん、書斎を持たない作家だそうです。新幹線、飛行機、ホテル、喫茶店などが仕事場だとか。「旅のヒント」、2004.5発行。著者にとって、旅は栄養源、自分自身が生きていることの確認のようなものだそうです。確かに、旅の基本は健康であることでしょうw。行き先に思いを馳せながら、旅支度をしている時って、楽しいですね(^-^) 文庫本数冊は必須アイテムです。

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2014/11/24

旅に目的はいらない。何のyは国たつかとと会われて、はっきりしたこと和えなどなくてもいいような気もしている。 生きること、それを確かめるkとお、生き続けること、そのために旅を続ける。 旅は生き甲斐。 漂流する人間。

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2011/09/22

本を読むと時々、心の底に沈殿し、忘れてしまっていたようなことをふと思い出させられ、ドキリとする言葉に出逢うことがある。 この本の一節が私にとってそうだった。   旅は、自分の生き甲斐みたいなものだと思う。   極端な話だが、旅ができなくなったら、いっそ死んだほうがいいとまで 思...

本を読むと時々、心の底に沈殿し、忘れてしまっていたようなことをふと思い出させられ、ドキリとする言葉に出逢うことがある。 この本の一節が私にとってそうだった。   旅は、自分の生き甲斐みたいなものだと思う。   極端な話だが、旅ができなくなったら、いっそ死んだほうがいいとまで 思っている。   自分で鞄をさげて移動できなくなったときには、この世とさよならしてもいい、と。   (中略)移動して旅していることが自分の人生のすべてだと、実感として思う。 時間もお金もないし、旅なんてそうそうできるもんじゃないという現代人に対し、旅の本質は距離や時間ではなく、ドアを開けたら即旅、通勤・通学路の一つ先の路地を曲がってみることこそが旅の出発点であると、著者は言う。 「動民」への憧れ、自分自身が生きること、そしてそれを確かめ生き続けるために旅をするという、著者の「旅」に対する確固たる信念が静かに強く伝わってくる一冊。

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2011/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろかった。 ちょっとだけ、この直前に読んだ「錨を上げよ」に共通するところを感じた。 どうして旅をするんだろう。なんで旅行したい、っておもうんだろう。たのしくておもしろいことばっかりじゃなくて、けっこうめんどくさかったりしんどかったりも多いのに。 でも旅行したくなる。旅にいきたいなぁ。 「流浪の民」に興味がわきました。

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2009/10/04

生きること、それを確かめるために旅を続けてきた五木さん。旅に役立つアイデアは勿論、旅に出掛けなくても行ったような感覚になれる「旅」のヒント集。

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2009/10/04

久しぶりに五木さんの本を読みました。 だいぶ高齢なのに海外を含め多くのところに旅されているようです。 持ち物や旅の心得なども役にたつものでしたが、何より変わらない真面目で誠実な人柄に読んでいて気持ちが安らぎました。

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