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贖う愛 の商品レビュー

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2011/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 深く突っ込んだら、とんでもなく恐ろしい話だったりしてました。  まぁ、刹那的、といえば、刹那的、なんだと思います。  邦之には亡くなった姉がいて、その姉と半ば無理やりのようにして、付き合わされていた恋人がいた。  その恋人は、自分の親友だった史人で……  というところから始まって、実は、史人が姉の死に関わっているのではないか? という疑念を持っている。  けれど、邦之にとってはそれは些細な問題で……。  という感じでした。  なんていうか、こういうのをきっと盲目って言うんだろうな……とは、思うんですけど、それ以上に。  邦之と共同経営している航の存在が、相当なキーポイントかな……と、思います。  邦之と史人の仲を勧めるため、とはいえ、航まで絡んでのもろもろは、個人的にはちょっと……と、思います。  なんていうか……邦之と航の仲の良さ……というか、信頼関係はなんなのか、ちょっと教えてほしいくらい……(苦笑)  これは、ちょっと受け入れられる人と、受け入れられない人は多いんじゃないかな……と。  個人的には、邦之の史人への執着も、史人の実は業の深い愛も、かなりの好物だったんですけど。  航との3人でやっちゃう(最後まではしてませんが)ところだけは、ちょっときつかったかなー……と。  物語的には必要なことになってたとはいえ、そこまでする必要性が……と、ちょっと思ってしまいました。

Posted byブクログ