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大統領ジェファソンの子どもたち の商品レビュー

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2024/09/21

知らなかった。つくづく奴隷制って罪作りな過去、アメリカの汚点だけど、今乗り越えて手を取り合っていくこのカラフルな一族は、希望の象徴ではある。いろいろな考えの方が出てきたけど。

Posted byブクログ

2017/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

課題本でなければ挫折していたであろう本でした。登場人物がなかなか把握できなくて… アメリカ合衆国に(というより白人社会)に深く根付く黒人差別の現実を観た感じです。 アフリカで普通にくらしていた黒人を勝手に連れてきて作った歴史であることを改めて考えさせれました。

Posted byブクログ

2011/09/26

 アメリカ合衆国第3代大統領であり、独立宣言の起草者としても有名なThomas Jefferson。人々はみな平等であると説いた人物であるが、大量の奴隷を所有するなどの矛盾もあった。  ジェファソンはその所有していた奴隷の一人、サリー・へミングスとの間に子供を儲けていたことが...

 アメリカ合衆国第3代大統領であり、独立宣言の起草者としても有名なThomas Jefferson。人々はみな平等であると説いた人物であるが、大量の奴隷を所有するなどの矛盾もあった。  ジェファソンはその所有していた奴隷の一人、サリー・へミングスとの間に子供を儲けていたことが近年のDNA鑑定によって明らかになり、本書の著者はその子孫にあたる人物。 彼はアメリカ中を飛び回り、ジェファソン家の子孫と、へミング家の子孫にインタビューをし、彼らがこの事実をどう思っているのか、そしてジェファソンとの関係が代々どのように伝えられてきたのか、などを本書にまとめた。  また、本書ではもう一つの視点として、人種差別の問題も大きく取り上げられている。へミングス家の人々が黒人としてどのような差別に合ってきたのか、そしてまた、白人の血が流れている黒人であるためにどのような不便があったのかなども語られていて興味深い。

Posted byブクログ