シェルター 終末の殺人 の商品レビュー
大変どっしりとした、読み応えのある作品でした。特に中盤からは、途中で止めることが出来なくなって、もう一気読み。ラストの着地点が全く予想出来なくて、ものすごくドキドキしながら読めました。この作品はミステリですが、推理作家でありホラー作家でもあるという著者らしく、ラスト近くではホラー...
大変どっしりとした、読み応えのある作品でした。特に中盤からは、途中で止めることが出来なくなって、もう一気読み。ラストの着地点が全く予想出来なくて、ものすごくドキドキしながら読めました。この作品はミステリですが、推理作家でありホラー作家でもあるという著者らしく、ラスト近くではホラー的な描写もチラチラと窺えて、思わず背筋が寒くなりました。あれは怖い…!決してスッキリするラストではないし、やられた感もものすごくありますが、私としてはとても楽しめた一冊です。 あとホラー映画の蘊蓄が、これでもかというほど出て来て、それがまたやたらに長いのですが、興味のない方は読み飛ばしても問題は無いと思います。実際、私は流し読みしましたが、大丈夫でした!
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閉鎖状況で一人一人減っていく、という、好きな人にはたまらないシチュエーション! さらにこれが、滅亡にさらされた状態のシェルター内で起こる事件だというのだから、これぞ究極のクローズドサークル。動機面の謎も面白い。ただ……オーソドックスなミステリに見せかけて、一筋縄ではいかないのだけ...
閉鎖状況で一人一人減っていく、という、好きな人にはたまらないシチュエーション! さらにこれが、滅亡にさらされた状態のシェルター内で起こる事件だというのだから、これぞ究極のクローズドサークル。動機面の謎も面白い。ただ……オーソドックスなミステリに見せかけて、一筋縄ではいかないのだけれどね。 ホラー映画の薀蓄がばかすか出てくるのも面白いんだけど、これって相当なマニアじゃないとついていけないだろうなあ。当然、私はついていけませんでした。残念。
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最近店頭でホラーっぽい表紙の新刊がどんどん出ている作家さん。 内容は核攻撃(?)からシェルターへ逃れた人たちが、その密室空間で次々と…。 オチで「オイオイ」と突っ込んでしまった。冷静になった今思い返すと悪くはない終わり方だったけど賛否両論だろうなぁ。
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ここ近作の評価が高い、ホラー経由の ミステリー作家さんなんですよね。 以前に読んだのはバリバリのスプラッターもの でしたが、今作はクローズド状態での連続殺人 という王道スタイル。 文章もテンポもかなり読みやすく、結末読みたさに かなりペースをあげて読み耽ってしまいました。 そ...
ここ近作の評価が高い、ホラー経由の ミステリー作家さんなんですよね。 以前に読んだのはバリバリのスプラッターもの でしたが、今作はクローズド状態での連続殺人 という王道スタイル。 文章もテンポもかなり読みやすく、結末読みたさに かなりペースをあげて読み耽ってしまいました。 その結末はウルトラCとも言える凄い展開!!! こういうセンスってやはり相当の読書量や 映画を消化してこないと無理っすよね。 いやー....凄い。
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途中の薀蓄とか、ダラダラした文章に付き合ったのは、「それでもすごい結末が待ってるから・・・」という一縷の望みがあったからなのにさ。それなにさ。オチがアレじゃねー。がっくり。
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