いやだあさまであそぶんだい の商品レビュー

ヘレン・クーパー(著者),ふじたしげる(訳者)

2022/06/25

なんて無邪気な題名！と借りた時には思ったが、3歳9ヶ月の息子が題名通りの状態の時に読んだため内心「早く寝ろ！」とツッコミしかないw
「おやすみよ！」と言うお母さんから、おもちゃの車に乗って逃走するぼうや。道すがら出会う様々な相手を遊びに誘うが「つかれているから」と断わられ、乗っていた車もお月様までもみんな眠ってしまった世界でぼうや以外もう一人だけ眠っていない人がいて…。「とても とても つかれているのに ぼうやが、ねるまでは やすめないひと」の一文にウルッ。優しい目線。ファンタジー溢れる絵もステキ。

2018/04/18

わかるわかる、朝まで遊びたいよね。でも、夜にお布団に入れるのって、実はとても幸せなこと。
絵が素晴らしい！

2011/02/11

ケイト・グリーナウェイ賞を受賞している作品。
とても絵が綺麗で、話の内容も良かったです。
この作者の本はもっと読んでみたい。

2009/12/10

★みどころ★

　　「おやすみの　じかんよ！」

　　と、おかあさんが　いいました。

　　「いやだーい！

　　　まだ、あかるいよ」

　　じどうしゃで　あそんでいる　どうやが　いいまいした。

　　「なつですからね。」

　　と、おかあさんが　いいました。

　　すこしして・・・

　　「おやすみよ！」

　　と、おかあさん。

　　「いやだーい！

　　　ひとばんじゅう　おきているんだーい。」

　　と、ぼうや。

　　「まあ、なにいうの　こまったこ！」

　　ぼうやは、　エンジンをふかすと　もうスピードで　はしっていきました。

　　おかあさんは、　おいつけません。

　まだまだ眠りたくないやんちゃなぼうや。

　おやすみなさいからの逃避行を、やさしさいっぱいのまなざしで美しく描いた絵本です。

　大いなる母の愛と、心ゆくまでの大冒険の心地よい疲れに包まれて

　ぼうやもぐっすり眠ることでしょう。

　お母さん　いつもお疲れ様です＾＾