マヤウルのおくりもの の商品レビュー
絵本。妖精「マヤウル」はかつて一緒に遊んでいた子供たちのことを無心に待ち続ける。ある日、「マヤウル」と遊んでいたことを思い出した女の子はマヤウルに再会する…(ネタバレにつき以下省略。但し、アニメ「君が望む永遠」をご覧になった方は、大方想像はつくと思われる)。 私は絵本のことは...
絵本。妖精「マヤウル」はかつて一緒に遊んでいた子供たちのことを無心に待ち続ける。ある日、「マヤウル」と遊んでいたことを思い出した女の子はマヤウルに再会する…(ネタバレにつき以下省略。但し、アニメ「君が望む永遠」をご覧になった方は、大方想像はつくと思われる)。 私は絵本のことは知らないので、評価はアマゾンのレビューをご覧いただいた方が間違いないかと思われるが、概ね好評と思われる。まあ、若干ネタバレになるのを承知で書くと、別れはいつかはやってくるわけで、敢えてそれをテーマに絵本として取り込み、しかもネガティブなテーマにもかかわらず読後感も決して悪くない。 本書はもともと、「君が望む永遠」というアニメ作品の劇中作として登場し、現実のものとして刊行されたという数奇な運命を経て世に登場した作品である。本書の作画の宮崎照代先生は、絵本を中心に多数の著書を持っており、専門雑誌「MOE」にも紹介されたことがあり、一流の絵本作家なのではないかと考えられる。 一流の絵本作家による作品であることは、アニメ「君が望む永遠」のヒロイン涼宮遙に対して明確なキャラ付けを行おうとする「君が望む永遠」アニメスタッフの覚悟を示すものであると同時に、「マヤウルのおくりもの」がそれ自体で絵本作品としての水準を保証するものであると考えられる。
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「わぁぁ きれいな色だね〜」が娘との第一声。 素敵な色使いに引き込まれます。 読んであげながら泣きそうになって 娘の顔を見ると 悲しそうな表情... 優しいキモチになれる1冊です☆
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ある森にマヤウルという妖精がいました。マヤウルは、この深い森にひとりぼっちで住んでいます。森の外には何があるのかも知りません。それでも毎日元気いっぱいです。そんなある日、いつもの泉に行くと女の子が眠っていて…。
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