誘拐の季節 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
6つの短編集。 誘拐の季節 大衆小説 '66/11号 女が消えた 読切雑誌 '65/6号 拾った女 傑作倶楽部 '63/3号 女をさがせ 小説の泉 '65/4号 失踪計画 読切雑誌 '65/10号 血の挑戦 別冊読切傑作集 '65/4号 誘拐の季節は,まさかの自作自演。 西村京太郎の推理小説の作り方が分かるような気がした。 結末はやや残念で,もう少し感情表現があってもよいのかなと思った。 風景描写や感情描写が淡々としているところが,読者が多い理由なのかもしれない。風景や感情は人それぞれなので,書きすぎると嫌味になるのかもしれないと思った。
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誘拐・失踪がテーマの 昭和40年前後に出版された短編を集めた一冊。 誘拐犯の要求する身代金が200万円だったりして 昭和40年という時代を感じさせられる。 どんどん巧みなトリックを使った作品が生み出されているので なにかほのぼのとした気分にさえなってしまう。 時代の流れは...
誘拐・失踪がテーマの 昭和40年前後に出版された短編を集めた一冊。 誘拐犯の要求する身代金が200万円だったりして 昭和40年という時代を感じさせられる。 どんどん巧みなトリックを使った作品が生み出されているので なにかほのぼのとした気分にさえなってしまう。 時代の流れは速い。といっても昭和40年はもう半世紀近く昔であるが。
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