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ぐるぐるまわるすべり台 の商品レビュー

3.4

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

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2024/07/15

しまった、3部作の最後とは…◆「仕事もきっちりやって〜」みたいなセリフはあのとき始まったことのすべて とリンクしてるのかな?ともあれつながってるって言うのはなんかとてもいいです。

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2023/08/05

「僕」がバイト先で教えているヨシモクという生徒がいい味出してる。 この2人の交流の様子が好きだな。 扱い方が上手で、「僕」の待つ態度は大事だな、と思った。

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2023/07/30

「ぐるぐるまわるすべり台」 辞めたあとの目標は。 授業についていけなくなると、いくら興味がある分野だとしても続ける気力がなくなるだろうな。 「月に吠える」 効率良くするために。 実現したら人件費を削減できると思うだろうが、欠けては困る人材もいるから選ぶのも大変だろ。

Posted byブクログ

2022/08/15

連作中編が2作。どちらも出だしが重めだったけど、波に乗ってからは楽しめた。少し伊坂幸太郎っぽいテイストもあり、好みではありましたが、響きが少なかったので3点。

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2017/04/10

2017/3/29読了 やっぱり、中村さんの物語は読みやすい。 シンプルで話の筋が通っていて、その上に 工学や数学の理論、日常の描写なんかをコーティングしているようだ。 主人公をメインに置くが、主体は会話の中で、別の人物へと移る。 いわば、主人公を鏡のような役割に充てている、...

2017/3/29読了 やっぱり、中村さんの物語は読みやすい。 シンプルで話の筋が通っていて、その上に 工学や数学の理論、日常の描写なんかをコーティングしているようだ。 主人公をメインに置くが、主体は会話の中で、別の人物へと移る。 いわば、主人公を鏡のような役割に充てている、というか。 今作は、バンドを共通のテーマにしていて、それぞれの生活、それぞれのステージがあって きっと混ざることのない人々が本の背骨部分で握手している。 「ぐるぐるまわるすべり台」 印象に残ったのは、こんぶ出汁のちくわ 何故大学を退学したのかとか バンドの未来はとか そういうのは一切ないけれど、それでいいと思える終わり方「太陽」 少年ヨシモクの話のようにも思えるし、バンドメンバー(仮)そのものの話ととらえることもできるからだ。 シンプルな文章で、語られる二場面の話 するすると読めてよい。 「月に吠える」 仕事の中の、きっと退屈なミーティングを全力でやるとこんな感じなのかな。 派遣の在り方、時間の使い方、教えられているようで、上に支配される労働者のむなしさを感じますわ。 「ぐるぐるまわるすべり台」よりも前向きで、すさんでいるようだ。

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2016/09/02

人生の危機を迎え、それを乗り越える姿をサラリと描いている。 まあ、勉学に行き詰まり、脇へ逃げ込んだとも言えるが。 ヨシモクとバンド仲間の属性が読み手に紹介されてお話しはこれからといった流れなんですが、 なんか少し物足りない。

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2013/03/16

それまで知らなかった概念(黄金らせんとか特性要因図)に出会った時、そこから何か面白い世界が覗ける気がした感性の時代から、思えば遠くにきたもんだ… 出てくる人誰の世界にも入れなかった。うう。

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2012/12/27

楽に読める本だった。 中村さんの本は自分が読んだ限りでは男女の和気あいあいとしたイメージが強かったのですが・・・。 月に吠えるでの、てつろーとちばさんの意気投合のシーンはわかるなぁ~、と思いつつ、男同士の何気なく始まる友情に若い頃を思いだし、にんまりとできた(笑)。

Posted byブクログ

2012/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学を辞めた。塾の講師として、小中学生に勉強を教える日々。 ヨシモクという、不登校の生徒との個人授業。 その傍ら、彼の名を使っての、携帯でバンドメンバー探し。 う、うん。 ごめんなさい。あんまり意味がわからなかった死 月に吠えるはもっと意味がわからなかった。 残念)^o^(

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2012/07/27

ひとりの男の子のながーい人生の、1カットをきりとったような話。 始まりも、山も、谷も、終わりも、はっきりとはない。 ただ流れてる日常があって、それを中村航の文章と独特の世界観で味付けした感じ。 まーよくわからないし、淡々としていてつまらないっていったらそれまでだけど、なん...

ひとりの男の子のながーい人生の、1カットをきりとったような話。 始まりも、山も、谷も、終わりも、はっきりとはない。 ただ流れてる日常があって、それを中村航の文章と独特の世界観で味付けした感じ。 まーよくわからないし、淡々としていてつまらないっていったらそれまでだけど、なんか文章を読む楽しさはある。 笑顔をにゅいーんってあらわす人は、ちょっといないでしょう。

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