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片付けない作家と西の天狗 の商品レビュー

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2015/07/24

1996年~2004年に書かれた短編、中編小説と、書き下ろしの表題作で構成されている。 私小説に幻想が融合していて、作者の発想力と筆力の確かさを感じる。 さらに、後書きが壮絶。 文章は冷静なのに、嵐のような感情が私の中にも入り込んでくる。 凍りつきそうな気持ちになりながら読み終...

1996年~2004年に書かれた短編、中編小説と、書き下ろしの表題作で構成されている。 私小説に幻想が融合していて、作者の発想力と筆力の確かさを感じる。 さらに、後書きが壮絶。 文章は冷静なのに、嵐のような感情が私の中にも入り込んでくる。 凍りつきそうな気持ちになりながら読み終えた

Posted byブクログ

2010/05/06

笙野氏をめぐる純文学論争+短編。論争については、全然知らなかったので(wikipediaで調べたが)、読者的にはかやの外。おもしろいもおもしろくもない。「越乃寒梅泥棒」はまぁよかったが、表題作含めなんだかよくわからない。他の作品を読んでない方は読んでも意味がないだろう

Posted byブクログ

2010/03/10

 この人の作品は何を読んでも全方位戦闘的な体勢に恐れ入る。  そして突き抜けた悪意が芸術に純化されるのだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

短編集。笙野氏といえば、文学に関する論争を思い出すのだが、そのイメージとはかけ離れた文章で、そのギャップがすごく面白く感じた。

Posted byブクログ