バードケージ の商品レビュー
自分が1億円を使い切るように言われたら どのように使うか、全然思いつかないと思いながら 読み始めました。 主人公は、お金を使うことに一種の恐怖を覚えていましたが きっとわたしもそうなると思います。 お金に狂わされることなく 真っ当な人生を歩むためのヒントが人によっては感じられる...
自分が1億円を使い切るように言われたら どのように使うか、全然思いつかないと思いながら 読み始めました。 主人公は、お金を使うことに一種の恐怖を覚えていましたが きっとわたしもそうなると思います。 お金に狂わされることなく 真っ当な人生を歩むためのヒントが人によっては感じられるかもしれません。 人の心の弱さと強さがわかります。 2022年10月現在、絶版になっており 文庫にもなっておりません。 非常にもったいないです。
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ここ最近、ずっと大人の黒いところを書いたような小説を好んで読むようになっていたので、こんなに綺麗な話を読んだのは久々だった 「高校生くらいの時に読んだらどう思っただろう」ともっと早く出会いたかったと感じた
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清水義範『バードケージ』読了。ひょんなことから3ヶ月で1億円を使い果たすゲームに参加する主人公。条件はあくまで自分の楽しみに使うこと。単純計算で1日100万円ペース。それが本当に楽しいことなのか、金を使うということが分からなくなってくる。最後に主人公の出した答えが清々しい。
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この主人公には感情移入できないなぁ。展開も強引でリアリティに欠けるし・・。後半の展開、作者の好きなインドから少しずらしてネパールが出てきますが、多分コレがいいたかったのかなと、ネパールという国に少しでも興味を持って欲しいがためにいろいろ書いてたんだろなって。 私は興味持てませんで...
この主人公には感情移入できないなぁ。展開も強引でリアリティに欠けるし・・。後半の展開、作者の好きなインドから少しずらしてネパールが出てきますが、多分コレがいいたかったのかなと、ネパールという国に少しでも興味を持って欲しいがためにいろいろ書いてたんだろなって。 私は興味持てませんでした。
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4月、市立図書館。 前向きになれる一冊。友達にすすめやすい一冊。主人公の考え方がとても健全で、安心して読める。非現実的ではあるけど、こういうのもありかも。
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50になろうかというのに,真面目に主人公に感情移入してしまった。私なら・・・と。清水さんがネパールで感じたこと・考えたことを小説に仕立てたんだろう。それに・・山手線で線路に落ちた人を救おうとした若者2名が死んだ事故もあったしね。
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「三か月以内に、一億円を使いきってみませんか。ただし、以下のルールを必ず守ってください」1.楽しく使うこと。2.このゲームのことを他人に言わないこと。3.三か月で使いきること。4.自分のために使い、寄付や募金をしないこと。5.楽しみのために使い、稼ぐためには使わないこと。6.実際...
「三か月以内に、一億円を使いきってみませんか。ただし、以下のルールを必ず守ってください」1.楽しく使うこと。2.このゲームのことを他人に言わないこと。3.三か月で使いきること。4.自分のために使い、寄付や募金をしないこと。5.楽しみのために使い、稼ぐためには使わないこと。6.実際に使ったり、楽しんだりするために使うこと。7.週一回話をきかせてくれること。憂鬱な浪人生活を送る予備校生・竹沢遥祐は、ある日、こんな“ゲーム”への誘いを受け、挑むことに。しかし、いざ使おうとすると、おカネとはなかなか減らないものなのだった……。
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読み始めたときは多額浪費の話かよ!とちょっと腹立たしかったが、読み進めるうちおもしろくなってきた。スケールがでかいし夢がある!もうちょっと題名とうまくリンクさせて欲しかった。でもいい話だった。
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自殺しようとした男を助けたことからはじまるゲームー「1億円あげます。ただし3か月以内に使いきってください」、ただし、「幸せなカネの使い方」が条件。遥祐がお金を使うことで悩み、また、人生における生きがいを見つけるストーリー。最後にどんでん返しで主人公にとって暗い結末があるのかいなと...
自殺しようとした男を助けたことからはじまるゲームー「1億円あげます。ただし3か月以内に使いきってください」、ただし、「幸せなカネの使い方」が条件。遥祐がお金を使うことで悩み、また、人生における生きがいを見つけるストーリー。最後にどんでん返しで主人公にとって暗い結末があるのかいなと思ってたけど、そんなことなく清水義範の青春小説の1つにふさわしい物語になってました。
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