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なぜ通販で買うのですか の商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2016/09/20

著者はルームランナーを売った人であり、通販生活を始めた人。 実務家ならではのビジネスに対する考えや哲学が理解できる。 必ずしも同意できるものばかりではないが、参考になることは多い。

Posted byブクログ

2014/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本人は1970年迄は、目で見て手でふれることも出来ない買い物は不向きだった。つまり、カタログ販売の業者も少なかった。 70年代に入って通信販売が急速に認知されていったのも、それが商品情報の新しいかたちだったからである。 「販売とは商品の使用価値を伝える行為」だというのが著者の価値観です。とすれば、通信販売とは、活字や画像で商品価値を伝えて売る販売方法だといえる。それは、人よりメデアや噂を信用する人が増えたということになる。

Posted byブクログ

2012/08/25

商売とは、小売とはどうあるべきかがよくわかる。 本文より、「小売がそれぞれの自己表現で競い合う。それぞれの自己表現が消費者における商品選択の標識になっていく。そうなるといいなあ」。 商売って、そもそもこういうもんだろう。 仕事に対する個人のスタンスも同じで、仕事を通じて自分の思想...

商売とは、小売とはどうあるべきかがよくわかる。 本文より、「小売がそれぞれの自己表現で競い合う。それぞれの自己表現が消費者における商品選択の標識になっていく。そうなるといいなあ」。 商売って、そもそもこういうもんだろう。 仕事に対する個人のスタンスも同じで、仕事を通じて自分の思想や哲学を表現せねば意味がない。

Posted byブクログ

2010/07/09

通販というものの歴史と、 いかにして通販生活が今の地位を 築いたのかという事について 詳しく書かれていました。 記事体広告という考え方は、 発明的だし、今でも通用する 考え方だと思いました。 どっかで真似してみたい。

Posted byブクログ

2014/10/26

[ 内容 ] 通信販売は日本の小売業界の中で、すでに揺るぎない地位を確保した。 その中にあって、カタログ販売という業態を頑固なまでに守り、独自の立場を堅持している(株)カタログハウスが発行しているのが「通販生活」である。 なぜこれが圧倒的信頼と支持を勝ち得るにいたったのか。 通販...

[ 内容 ] 通信販売は日本の小売業界の中で、すでに揺るぎない地位を確保した。 その中にあって、カタログ販売という業態を頑固なまでに守り、独自の立場を堅持している(株)カタログハウスが発行しているのが「通販生活」である。 なぜこれが圧倒的信頼と支持を勝ち得るにいたったのか。 通販業界の伝説的人物であり、カタログハウスの現役社長である著者が、自らの失販を省みつつ真摯に綴る「通販の真実」。 消費者の心理をどう読み込むのか、誠実に消費者と向き合うとはどういうことか。 通販の歴史を辿りながら、日本の消費社会の深奥に迫る。 [ 目次 ] 第1章 玉蜀黍―明治時代のカタログは「舶来品の情報誌」だった。 第2章 ルームランナー―七〇年代、「商品情報好きの消費者」が大量出現した。 第3章 女性服―八〇年代、消費社会の「欲望刺激材」として通信販売は定着した。 第4章 デロンギヒーター―通信販売の得意芸は「実演販売の情報化」だ。 第5章 ミーレの掃除機―通信販売という名の「広告」はどうしたら信用されるのか。 第6章 メディカル枕―通信販売は持続可能型社会にフィットする小売業態だ。 終章 コーヒー豆―小売ジャーナリズムの夢を追いかけて。 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2009/10/04

---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼  ---------------------------------------------- カタログ通販の『通販生活』の秘密が惜しげもなく語られ ている。いい...

---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼  ---------------------------------------------- カタログ通販の『通販生活』の秘密が惜しげもなく語られ ている。いい。吐くほどにいい。100冊購入して配りたいぐ らいにいい。いい広告をつくるには通販の手法を真似すべ きといわれるが、これを読めばその理由がよーくわかる。 ---------------------------------------------- ▼ 5つの共感ポイント ▼  ---------------------------------------------- ■記事が売り物の新聞媒体で広告を読ませようと思った  ら、記事体広告にするしかない ■記事体広告とは報道スタイル、報道スタイルとは客観  スタイル、客観スタイルとは三人称スタイル、広告主が  見えにくいスタイル。だから、「信用」される ■なぜ、売り手の説明コトバより、実際に使っている購入  者の経験コトバのほうが読む人の心に届くのか?理論  (売り手の説明)は未知であり、経験は既知だから ■商品写真にスペックだけを表記した広告で「さっぱり売  れない」とぼやく業者が多い。「陳列しただけの売り場」  をそのまま印刷したって売れないのは当たりまえ ■現代の小売業は、おのれの人間を出さないできたから、  「信じられるのは企業じゃなく価格、おたくはいくら引い  てくれるの?」になってしまった

Posted byブクログ

2009/10/04

心に残った言葉。 ・新しい価値を自分の頭で考える ・「入手しにくい商品」とは、価格設定、ブランド価値、地域性によってつくられる ・買う人を具体的に特定してよびかける ・商品を売るということは、相対需要層=欲望は存在するが顕在化していない層に呼びかける事だ

Posted byブクログ

2009/10/07

通信販売が、これだけ急成長を遂げたのは、やはり、消費者の欲望刺激構造によるものだそうだ。使用価値を伝える際、宣伝に著名な人を使うと、それだけ信用度が増す。通販雑誌の「通販生活」などで、ヒットしてきた商品、失敗だった商品を例に 消費者に興味を持ってもらう為にどんな工夫がされていたか...

通信販売が、これだけ急成長を遂げたのは、やはり、消費者の欲望刺激構造によるものだそうだ。使用価値を伝える際、宣伝に著名な人を使うと、それだけ信用度が増す。通販雑誌の「通販生活」などで、ヒットしてきた商品、失敗だった商品を例に 消費者に興味を持ってもらう為にどんな工夫がされていたか等、興味深かった。男性衣料は、いつの時代も売れないそうだ。これからも、消費者の声に耳を傾け、使い勝手の不便の改良や必要なモデルチェンジに 力を入れてもらいたい。

Posted byブクログ