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花の魔法、白のドラゴン の商品レビュー

4.3

23件のお客様レビュー

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2018/05/24

ジョーンズ得意のパラレルワールド・魔法もの。 読みやすいタイプだったし、キャラクターがちょっと弱いけど面白かった! 象のミニがすごくかわいかった。 後書きの象がお孫さんを避けてくれたエピが良かった。

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2012/09/29

大好きなダイアナ・ウィン・ジョーンズの中でも最高に好きな本。魔法のイメージが特に好き。花を使っているのがハーブみたいで面白いし親しみがもてる。またヒロインが魔法を受け取る下りに大きな感銘を受けた。あんな風に生きたいと強く強く思った。

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2012/07/26

地球とは、また違う世界がたくさんあって、 やっぱりダイアナウィンジョーンズのお話はおもしろかった。 でも、 ちょくちょくよくわからないところがあった。 たとえば、 初めのころに出てきたニックの守護動物みたいなやつ(ヒョウみたいなの)は、 それっきりだったし、 題名にドラゴンって...

地球とは、また違う世界がたくさんあって、 やっぱりダイアナウィンジョーンズのお話はおもしろかった。 でも、 ちょくちょくよくわからないところがあった。 たとえば、 初めのころに出てきたニックの守護動物みたいなやつ(ヒョウみたいなの)は、 それっきりだったし、 題名にドラゴンって出てる割には活躍が少ない。(原題はちがうけど)

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2012/01/22

二人のイジーとか、他の人の作品だったら絶対ただの嫌なヤツなのに、むちゃくちゃ魅力的だよなあ。エキセントリックで自分勝手なキャラが、みんないきいきしてて素敵。

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2011/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

魔法に満ちた世界<ブレスト>で国家を揺るがす陰謀を知ったロディと幼なじみのグランド、<地球>の英国に住むニックがともに陰謀に立ち向かう冒険物語。 物語はロディとニックの二人の視点から書かれている。本の装丁でR とNがページの上部に表示されているのに気づいたのは半分以上読み終わってからだったけれど、あとがきできちんと触れられていた。宮廷魔法使いとか、王と一緒に移動して生活するなど面白い設定だった。また、ロマノフが住む不思議な島やニックが渡り歩く別の世界など、これぞファンタジーといった感じだ。バビロンまでは何マイルの我がままな子供という印象のニックが大活躍。でもちょっと自己中心的な所を改めようとしているようだった。ロディに一目惚れしちゃって、性格まで受け入れるはめになるんだと嘆いているところは、人間味があってなかなか微笑ましかった。また、生き生きと表現される象のミニや困ったヤギ、トーテム獣?のヒョウなどもファンタジーど真ん中といった具合だった。 ストーリーは結構詰め込まれた感があって、ロマノフの島での生活だけでも掘り下げて一冊読みたいくらいだ。日本語タイトルに出てくるドラゴンも締めで活躍するぐらいだし、町や市の擬人化もあまり詳しく書かれなかった。結局ニックが異世界にわたったのはロマノフ殺害のためでよかったのか、いまいち自信がない。 後日談があるのならぜひ読んでみたいと感じた。

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2011/11/16

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ先生の作品を読むのは中学生の時以来でした。先生、本当に凄いです。二つの視点から描かれることで混乱することも全くありませんでしたし、何より面白い。百ページすぎまで読んだとき、山しかないが大丈夫なのか……?と思いましたがその後も全くペースダウンせず、最後ま...

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ先生の作品を読むのは中学生の時以来でした。先生、本当に凄いです。二つの視点から描かれることで混乱することも全くありませんでしたし、何より面白い。百ページすぎまで読んだとき、山しかないが大丈夫なのか……?と思いましたがその後も全くペースダウンせず、最後まで突っ走っておりました。児童書ってすごいなぁと思うばかりです。多重世界の描写も活き活きとしていて、想像が膨らみとても楽しく読めました。

Posted byブクログ

2018/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに図書館で借りた小説を読んだ。 “ハウルの動く城”シリーズを既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏の作品。 こんなに長い作品を読むのも久方ぶりかもしれない。 地球も出てくるが、主に別世界での物語の今作。様々な世界を移動する場面も登場する。 全く分からない世界を描き、別世界のルールが存在する。読んでいて分からなくなるぎりぎりの世界観であったように思う。 国を巻き込む陰謀に気付いてしまったロディと全く別の世界から巻き込まれるニック。 それぞれの視点から見た世界や思う感情の差異が面白い。 魔法・魔女・竜・空間移動、王様に妖精にゾウまで! 悪を倒すために力を手に入れ悪戦苦闘と、ファンタジー好きにはたまらないものをこれでもかと登場させている。 しかし、例えば食事風景一つにとっても、日常、家庭的なものも多く描かれている。決して遠い世界の話ではないとも感じる。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏の作品では、登場した時と物語が終わる時の印象が全く異なると言われている。 今作もそこに変わりはないと感じた。 ふとした文章で、英国では知っていて当然と思われることが描かれていることがあるが(注釈はついていても)分からないことも多い。現地の人が読む感覚とは違ったものになっているだろう。 翻訳物はついつい敬遠してしまう所以でもある。 “マーリン”というのも今作のキーワードに思う。あまり知らないので、アーサー王の伝説含めどのような話か気になるところ。 その他、ブリテンには面白そうなファンタジーがたくさんある。 機会があれば読んでみたい。

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2011/04/06

ジョーンズの作品。分厚くて読み応えがあった。 いつもながら、とても入り組んだお話。そしてキャラクターがみんな魅力的でリアル。まるで旅行記か日記を読んでいるみたい。 パラレルワールドのお話は、特にワクワクする。大人になった今でも、ファンタジーの世界の存在を信じられるからかも。魔法使...

ジョーンズの作品。分厚くて読み応えがあった。 いつもながら、とても入り組んだお話。そしてキャラクターがみんな魅力的でリアル。まるで旅行記か日記を読んでいるみたい。 パラレルワールドのお話は、特にワクワクする。大人になった今でも、ファンタジーの世界の存在を信じられるからかも。魔法使いにも本気で憧れてしまう。あと、例え子どもであろうとイヤなやつには容赦の無いところも好き。 こんな複雑な話を訳す訳者さんも、すごい!といつも思う。

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2011/02/06

小学生の頃に読んだ本。 当時の自分にとっては壮大なスケールで、話の内容もところどころわからないまま読み終えてしまった。 それからずいぶん経ってから読み返してみると 最初読んだときにはよくわからなかったこともわかって満足。 壮大なスケールの世界観で わくわくどきどきしながらファンタ...

小学生の頃に読んだ本。 当時の自分にとっては壮大なスケールで、話の内容もところどころわからないまま読み終えてしまった。 それからずいぶん経ってから読み返してみると 最初読んだときにはよくわからなかったこともわかって満足。 壮大なスケールの世界観で わくわくどきどきしながらファンタジーの世界に浸れる作品!

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2010/09/19

<ブレスト>は魔法に満ちた世界だ。たくさんある異世界の魔法のバランスを保つ、大事な存在でもある。ところがある日、その世界のイングランドに住む、宮廷付き魔法使いの娘ロディは、国中の魔法を司る「マーリン」が、恐るべき陰謀を企てていることに気づいた。だけど大人たちは、そんな話は信じてく...

<ブレスト>は魔法に満ちた世界だ。たくさんある異世界の魔法のバランスを保つ、大事な存在でもある。ところがある日、その世界のイングランドに住む、宮廷付き魔法使いの娘ロディは、国中の魔法を司る「マーリン」が、恐るべき陰謀を企てていることに気づいた。だけど大人たちは、そんな話は信じてくれない。ただひとりの味方、幼なじみの少年グランドも、どんな魔法もひっくり返してかけてしまうから、頼りになるどころか、ロディの方が面倒を見なければならない始末。自力で陰謀に立ち向かう決心をしたロディは、古の魔女から<花の魔法>を受け継ぐのだが……

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