シャーロック・ホームズ 東洋の冒険 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
『総督の秘書』 インド総督の秘書レジナルド・マックスウェルの失踪事件。マックスウェルの妻の語る彼女の昔の恋人ジェームズとの再会。発見された2人の遺体。首を切られた遺体。ロシアのスパイの事件への関与。 『ホジスンの幽霊』 カトマンズ総督のリチャードソンの見る幽霊。彼の妻がイギリス帰国中に恋に落ちたジェイムズ・モリソン。総督の秘密を聞き出そうとするモリソン。モリアーティ教授の兄による陰謀。 『フランス人学者の事件』 インドの遺跡を調査中に出会ったシルヴァイン・ルヴィ。疾走した彼が残したサンスクリット語のメモ。彼の妻からの依頼で調査に当たるホームズ。 『ラサへの使者』 マイクロフトの依頼でシーゲルソンとしてラサに向かったホームズ。チベットに対する影響力を増そうとするロシアのスパイの暗躍。消えたラサへの使者マニング。鳥が運んできた指輪から事件の真相に気がつくホームズ。 『アントン・フーラー事件』 ロンドン帰還後のホームズの依頼人リドリントン大佐。インドで手に入れた仏像の盗難未遂。ホームズが仕掛けた罠。アントン・フーラーがインドで行った略奪行為の妨害を行ったホームズの行動。 『スマトラの大ねずみ』 インドで見つかった大ネズミの骨。骨の調査を行ったヴァン・ロイスダール。インド奥地で行われるネズミを使った秘術の謎。 『トリンコマリの奇怪な事件』 ヴィクトリア女王との関係改善のために即位60年を記念した新たな王冠の作成を目指すグラッドストーン首相の依頼で真珠手に入れるためにセイロンにやってきたホームズ。セイロンに隠れる悪意。モラン大佐との一騎打ち。
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「最後の事件」から「空家の冒険」の間の大空白時代のホームズの活躍を描いたパスティーシュ。ホームズのチベット行と、彼の前に立ちはだかる謎の敵。でも、あの敵は反則だと思うのだが。それまではいい感じなんだけど。
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