リンパ浮腫がわかる本 の商品レビュー

広田彰男(著者),重松宏(著者),佐藤泰彦(著者)

2022/05/29

「むくみで困ったときに読む本」に続き、リンパ浮腫の予防・治療・セルフケアの本。
こちらも写真・図解入りで分かりやすかったです。
リンパのセルフマッサージの施行方法もより分かりやすく書かれていました。
平成16年出版の本で、後ろのページにリンパ外来等のある病院、患者会、医療用弾性ストッキングの取り扱い店、リンパマッサージや圧迫療法に詳しい施設の一覧がありますが、こちらは2004年編集部調べとあるので、10年以上たった今では、ちょっとした参考程度にはなるかも知れません。

2015/01/12

該当する癌において、「リンパ浮腫」について考えるというものは避けては通れない道だとは思うけど、どんな本も「予防」という観点はぬかされ、発症後のことを記載していることが多い。

（確かにこの浮腫自体、発症タイミングが分からない、予防法が確立していない中でその答えを求めるのは酷なのかもしれないが・・・・）

「予防」という観点で記載されている内容を試しておいて損なことはないかと。

2009/10/04

目次: ○ 参考文献: × 索引: × 図表: 多/モノクロ 名簿: ○ 定期的な改版: ×
この本が対象とする読者: 患者，家族，一般
内容: リンパ浮腫の予防と治療のためのセルフ・ケア方法 - 構成は、「リンパ浮腫って何?」「リンパ浮腫を起こさないために」「浮腫が起こったら」「治療を成功させるために」となっている。リンパ浮腫は子宮がん、卵巣がん、乳がん、前立腺がんなどの術後に発生しやすいが、医療機関で治療はできず、患者が自分でおこなうセルフ・ケアで治療するものである。写真とイラストを多用して、日常生活の注意やマッサージの仕方などが記載され、わかりやすい指導書となっている。巻末には、治療に有用なグッズの問い合わせ先や患者会、リンパ浮腫関連サイトなどの掲載もある。

◆◇◆公共図書館のため「健康情報の本」選定ノート　掲載　2007　単行書【23】◆◇◆