バナナがバナナじゃなくなるとき の商品レビュー
本書では顧客の経験を機軸にいかに企業が自社商品・サービスをよりよいものにしていくかについて大変示唆的であると思う。特に本書内にちりばめられている多数の事例はどれも面白い。ただし、この本に書かれている理論フレームは切れ味が悪いなと思った。たとえば経験を身体的、知的、感覚的、精神的と...
本書では顧客の経験を機軸にいかに企業が自社商品・サービスをよりよいものにしていくかについて大変示唆的であると思う。特に本書内にちりばめられている多数の事例はどれも面白い。ただし、この本に書かれている理論フレームは切れ味が悪いなと思った。たとえば経験を身体的、知的、感覚的、精神的という4つに分類しているが、考えれば考えるほどこの分類はしっくりこない。また紹介されている事例も実は理論フレームワークの複数事象にまたがっているため、あとでもう一度読み直してみると、「あれ?この事例は必ずしもこのポイントだけじゃないよな」ということがわかる。その意味で本書は理論フレームワークは気にせず、面白い事例集として読まれることを薦めます。本書、基本的に読む価値あります。
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ありふれたモノから特別な価値を生み出すには? →消費者の価値の定義が変化した時点でビジネスのやり方が変わる エクスペリエンスプロセスは、発見、評価、獲得、統合、拡張 顧客が自分達のメッセージを瞬時に理解してくれるようにしなければならない モノやサービスは価値を提供し、伝達するも...
ありふれたモノから特別な価値を生み出すには? →消費者の価値の定義が変化した時点でビジネスのやり方が変わる エクスペリエンスプロセスは、発見、評価、獲得、統合、拡張 顧客が自分達のメッセージを瞬時に理解してくれるようにしなければならない モノやサービスは価値を提供し、伝達するもの インサイトを求めてこきと向き合うことで、新しい視点を獲得できる
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タイトルにつられて買っちゃった。 なんだこのふざけているタイトルは??と。 でも読むにつれて、なぜこのタイトルを選んだのかがわかるようになってきた。 ちなみにこの本はマーケティングの本です。 ダイヤモンド社出版なので内容はいいです。 一見の価値あり。
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マーケティングの本としてかなり目からウロコが落ちる思いでした。冒頭の、プライスレスなものに人はお金を払うというくだりは、これからビジネスをやっていく上でいつも意識しておく必要があると深く感じました。
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「お金じゃ買えない」ものに、顧客はお金を払う。 商品やサービスに、どれだけ望まれるプライスレスな価値を付けられるか。一番あたまを使うところでしょう。
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経験価値に着目したマーケティングの実例が多数載っています。セス・ゴーディン、ダニエル・ピンク、トム・ピーターズなどはこれからの時代は「物語」がキーワードとなるといった事を言っています。私は商品にはそれぞれ特別な物語を持っていると考えます。その物語を経験してみたい!と思わせるような...
経験価値に着目したマーケティングの実例が多数載っています。セス・ゴーディン、ダニエル・ピンク、トム・ピーターズなどはこれからの時代は「物語」がキーワードとなるといった事を言っています。私は商品にはそれぞれ特別な物語を持っていると考えます。その物語を経験してみたい!と思わせるような商品あるいはサービスを生み出せるかどうかが競争に勝つキーワードのように思えました。
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大学4年の時に新書購入。ただのバナナが愛されてやまないデザートになったように、たった1個のケーキが、特別な日をより煌びやかに演出するきっかけを作り出して欲しい…アルバイトだったけど、本気でサービス業について考えた時の1冊。
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