判断力はどうすれば身につくのか の商品レビュー
人任せにするのではな…
人任せにするのではなく、自分が選ぶという責任をもつことが求められている。
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【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・
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アメリカの有権者教育の現場を紹介している。諸手を挙げて賛成をするつもりはないが、日本でも政治に関心を持ってもらうための教育を考えないといけないと感じた。しかし、政治家のレベルが低いことが問題。国民のレベルも同様なのだろうが。
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最近、公共交通機関で中国語、韓国語表記をよく見かけるようになった。 日本も多民族国家になっていくのだろうか・・・。 人が多様になれば軋轢が生まれ、解決するための新しいルールが生まれる。 アメリカでは、コーヒー火傷訴訟のような、ときにびっくりするような裁判事例を聞くが、 これも多様であるがゆえ、“一般”常識が通用しない、多民族国家なりのルールなのかも知れない。 本著は、県会議員の家庭で育ち、いわゆるドブ板選挙に疑問を感じていた著者が、 成熟した民主主義を学ぼうと取り組んだ、アメリカの有権者教育のレポートでした。 本著によると、アメリカでは、TV番組を始め、学校から自治体などあらゆる場面で、 子供の頃から、国を挙げて、選挙意識を高める教育をしているらしいです。 その教育とは、 「モノゴトを多面的な視点で見、異なる意見を聞き、その中から自分の意見を確立させる」 ことに尽きるようだ。それが、成熟した民主主義国家の有権者のあるべき姿ということらしい。 確かにその通りかもしれないが、そこに“曖昧さ”は許されず、何となくギスギスしい。 それが多民族が共存する国での 身の処し方なのだろう。 そら、口ゲンカじゃアメリカ人に勝てませんわ。力づくじゃもっと勝てないけど。 でも、日本も地方から人が集まる大都市は似たようなものかもね。
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[ 内容 ] アメリカでは学校を中心に、幼少から意思決定のプロセスを学ぶ教育が根づいている。 「アイスクリームは好き?」の質問に即断で「イエス」と答えてはいけない。 実はにんにく味だった…という可能性もあるからだ。 やがて有権者となって候補者・政策を見極めるには、徹底したリサーチ、比較検討、議論など、判断のコツを身につける必要がある。 模擬選挙に取り組む学校、ロックで若者の政治意識を刺激するメディア、白熱する家庭内討論会…。 本場の民主主義教育の実態を丹念に描き出す、有権者のための参考書。 [ 目次 ] 第1章 有権者教育とは 第2章 投票率向上を目指す 第3章 争点を見る目 第4章 立法過程を擬似体験 第5章 司法を学ぶ 第6章 行政を知り、体験する 終章 有権者としての「教育的」責任 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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