1,800円以上の注文で送料無料

五代と宋の興亡 の商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/04

唐末五代の動乱を制した北宋の皇帝権力は、科挙に合格した文人官僚が支えた。しかし北方の遼や西夏、金への防備は財政を悪化させ、大地主、大商人と結託した官僚の悪政も新法・旧法の闘争を招き北宋は滅亡。杭州を都とした南宋は、金と和約後開発が進み、都市は空前の繁栄を示す。朱子学や印刷術など文...

唐末五代の動乱を制した北宋の皇帝権力は、科挙に合格した文人官僚が支えた。しかし北方の遼や西夏、金への防備は財政を悪化させ、大地主、大商人と結託した官僚の悪政も新法・旧法の闘争を招き北宋は滅亡。杭州を都とした南宋は、金と和約後開発が進み、都市は空前の繁栄を示す。朱子学や印刷術など文化/科学の発展も目覚しい宋代三百余年の興亡。

Posted byブクログ

2009/10/04

この本は1974年に講談社から出版された『中国の歴史5、五代・宋』を加筆・修正をし文庫化されたものです。本書では五代十国時代(907-979)、北宋(960-1127)、南宋(1127-1279)について書かれています。内容はタイトル通り宋代を中心に書かれており、政治史、経済、農...

この本は1974年に講談社から出版された『中国の歴史5、五代・宋』を加筆・修正をし文庫化されたものです。本書では五代十国時代(907-979)、北宋(960-1127)、南宋(1127-1279)について書かれています。内容はタイトル通り宋代を中心に書かれており、政治史、経済、農業商業、文化などバランス良く書かれているのが特徴です。個人的には、この『中国の歴史』シリーズの中では一番良くできてる本だと思います。

Posted byブクログ