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大人のためのグリム童話 の商品レビュー

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2012/06/07

「大人のためのグリム童話」4 著者 ヤーノシュ 訳  池田香代子 出版 宝島社文庫 p85より引用 “ありふれた名前をつける親どもは、 さだめしそういうことをおもんぱかるんだろうなあ。 名前は一生ついてまわるし、やたらな名前をつけられた日にゃ、 ガキはからかわれていい迷惑だ」...

「大人のためのグリム童話」4 著者 ヤーノシュ 訳  池田香代子 出版 宝島社文庫 p85より引用 “ありふれた名前をつける親どもは、 さだめしそういうことをおもんぱかるんだろうなあ。 名前は一生ついてまわるし、やたらな名前をつけられた日にゃ、 ガキはからかわれていい迷惑だ」”  絵かき兼作家である著者による、 教訓と皮肉に満ちた童話集。  男と女についてからお金についての話まで、 ホンワカした味わい深いイラストと共に書かれています。  上記の引用は、 ハリネズミのような子供が生まれた父親の一言。 自分の子供が身体的特徴でからかわれることを思い、 せめて名前はありふれたものにと名づけました。 最近は子供の名前が話題になることが多いですが、 親は自分がその名前で生きていくことを考えてから、 つけたほうが良いのではないでしょうか。 養老孟司氏の著作で読んだと思うのですが、 身体に嫌でも個性は出るのだからと書かれていたように思います。 名前に個性を出さなくてもいいんじゃないかと思います。  童話と題されていますが、 実用的な教訓が多いのではないでしょうか。 ーーーーー

Posted byブクログ