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吉原おんな繁昌記 の商品レビュー

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2013/07/19

慶長五年九月。関ヶ原合戦へ赴く家康の軍勢を鈴ヶ森で迎え、美女たちに茶を振るまわせた遊女屋主人・庄司甚右衛門。それから十数年、その家康の鶴の一声で、甚右衛門の長年の悲願であった公許遊廓の建設が始まった。江戸の華と謳われ、後の世にまで連綿と続いた日本一の遊廓・吉原―その創成期を担った...

慶長五年九月。関ヶ原合戦へ赴く家康の軍勢を鈴ヶ森で迎え、美女たちに茶を振るまわせた遊女屋主人・庄司甚右衛門。それから十数年、その家康の鶴の一声で、甚右衛門の長年の悲願であった公許遊廓の建設が始まった。江戸の華と謳われ、後の世にまで連綿と続いた日本一の遊廓・吉原―その創成期を担った男の半生を、鮮烈なエロチシズムとロマンで流麗に描き上げた会心の長篇時代小説。

Posted byブクログ