論より証拠のガン克服術 の商品レビュー

中山武(著者)

2013/07/30

近藤誠 「余命3カ月」のウソ　を読んだので、
以前親戚がガンになった時に購入したこれを再読。
当時はこれの影響で、抗癌剤を危険なモノと認識するようになった。

心と食事の改善、運動で、ガン発病体質を改善していく
がん患者さんの会の話や体験談等。

例外、稀の稀、眉唾物部分もあるかもしれない。

その「余命3カ月」のウソ　では免疫力よりも抵抗力と説き、
免疫力などは「見てきたようなウソ」と否定している。

しかしこの本後半の西洋医学的ガン治療の危険性に関する部分は
その本とかなり一致している。

心の面を説いている部分が健常者の自分にも良かった。
我を捨て、自己を反省、「自分が悪かった」。と。

3章の末期がん患者さんの生還の話が印象に残った。
結局、痛み止めだけ対処したようだが、
この本にはしっかりと書かれていないというか、
認識されていないのであろうが、
結局、「無治療」の効果ではなかろうか・・・と感じてしまった。

まあこれも多数あるがん治療の知識の中の一つとして、
いつの日か役に立つかなと。