官の詭弁学 の商品レビュー
遡上に上がっているのは、 厚労省、文科省、農水省、法務省。 論点をずらすテクニックは素晴らしい。 一番ウケたのは、 「先生はご存知だろうと思って言わなかった」 の件。 家元が大平さんからお金を借りて、利子を取られてので文句を言いに 行ったら、 「利子くらい取らないと君のプラ...
遡上に上がっているのは、 厚労省、文科省、農水省、法務省。 論点をずらすテクニックは素晴らしい。 一番ウケたのは、 「先生はご存知だろうと思って言わなかった」 の件。 家元が大平さんからお金を借りて、利子を取られてので文句を言いに 行ったら、 「利子くらい取らないと君のプライドが許さないと思ってね」 と言ったエピソードを思い出した。 一言で言うと面倒くさいからならないために、よくここまで言い訳を 考えるなあと。 いづれそういうふうに自分もなるんだろうが。 「である」論理ではなく、「する」論理の思考様式をすることは 上記のようにならないためにも常に心がけたい。
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権限・規制を取り除きたくない霞ヶ関官僚と改革推進委員会委員とのバトル、具体的なやりとりを書いた本。 官僚はあらゆる手で権限を持とうとする。 一般的、抽象的論を理由として規制を掛けようとしたりするのは常套手段。 ・官僚は聞かれなければ、答えない。狡猾な官僚には細かいことを聞いてかな...
権限・規制を取り除きたくない霞ヶ関官僚と改革推進委員会委員とのバトル、具体的なやりとりを書いた本。 官僚はあらゆる手で権限を持とうとする。 一般的、抽象的論を理由として規制を掛けようとしたりするのは常套手段。 ・官僚は聞かれなければ、答えない。狡猾な官僚には細かいことを聞いてかないと、「聞かれなかったので答えなかった」と言われる。 ・必要条件と十分条件を混同するな。 ・一般的説明でごまかそうとする。 ・団体見解がそう簡単にまとまるわけがない。個々人沢山いるから。だから、当事者に直接聞く必要がある。
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