スター・ウォーズ 破砕点(上巻) の商品レビュー

マシュー・ストーヴァー(著者),富永和子(訳者)

2013/03/08

主人公はジェダイの長老であるメイス・ウィンドウで、エピソード２の半年後の惑星ハルウン・コルでの戦いが描かれています。

メイス・ウィンドウについては小説ではあまり描かれておらず、映画のイメージが強いですが、この本では自身の弱さについても多く語っていて、非常に人間味があふれる印象となりました。

かつてのパダワンで、ジェダイ・カウンシルのメンバーでもあるデパ・ビラバも登場します。

↓ ブログも書きました。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-2237.html

2011/09/06

[スター・ウォーズ 破砕点　上巻] マスター・ウィンドゥのお話。クローン大戦が始まり“不安”“迷い”を感じるメイス。フォースの導くままに進むのみ…だがそのフォースを信じられなくなったならば、一体どうすればいいのだろう。。

2009/10/04

　読み終えて思った。
　メイスのジョークはわかりにくい！
　だがあのスキンヘッドでお辞儀するようにして頭突きはしないで欲しい。
　……ミスター・カウンシルなんて呼べないじゃない。
　そしてこの人、自らにとても厳しい。それも見ていて辛いほど厳しい。世界にも、自らにも、でも他人に対しては優しくしようとして愛情も見せるが、それらにはほぼ自らの義務が優先する。彼は骨の髄から、そしてまつげの先まで強固なジェダイだ。ジェダイであるために全てを犠牲にしても悔いはない。だがそれを他人に強要することに対しても躊躇いはない。ジェダイは自然に対して挑む存在であると知り、その上で、平和は不自然な状態であるとも言い切る。――その強さが、カウンシルの一員として、クローン戦争を止めるに至らなかった理由でもあるわけだが。それを彼はこのエピソードで思い知らされる。それも、自らのパダワンによって。
　ちなみに５０歳だそうだ。