椿をいける の商品レビュー

永井宗圭(著者)

2014/08/16

図書館で、誰も読んだ形跡のない状態で借りた。
これ、いいなぁ。ほしい。その前に、本棚つくんないと。

写真を眺めるだけで幸せ。

山口椿園。カタログほしい。HPはないみたい。連絡は電話だけかぁ。

2011/06/18

秋から春にかけて、茶席を彩る椿。
その種類は数多く、咲き姿や色も様々で、そこからも、古来、この花が愛され、大切に育てられてきたことがわかる。

六百種は下らないという品種の中から、特に好まれている百数十種を紹介。
前半は、季節に合わせて種々の椿を多様な花器にいけ、床に飾った、月ごとのしつらい。
花入の扱い方や床かざりの基本をはさみ、後半は椿の図鑑となっている。
筆者は裏千家業躰（内弟子・直弟子と思えばよいのだと思います）を長く務めた方。

椿ってこんなにも種類があるのかー、と感心します。
写真が美しく、また説明もわかりやすい。
花入や敷き板についても、繰り返し説明があって、初心者にも優しい。
椿図鑑に収録された椿の、姿はもちろん、名前の美しさにもため息。

茶道に興味のない方でも、花の好きな方には楽しめるのではないかと思います。