ここにないもの の商品レビュー
“「おはようって言える人が一人増えたのがうれしかった」”(p.36) “一瞬ごとに、新たなものたちが、これまでの過去に接続され、生成し、出現する。慣れた道なのだけれど、 これ ははじめてなのだ。”(p.200)
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対話形式のわかりやすい言葉で書かれている、小説的とも言えそうな哲学の本だったけど、理屈っぽいところがあるぼくには、このわかりやすい言葉がどうしてもわかりづらく見えてしまった。言葉って難しい・・・!
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とっても読みやすい! これまでで一番読みやすかったのは、永井均さんの「翔太と猫のインサイトの夏休み」だったのですが、そちらは問題提起するだけして、ヒントはあげるからあとは自分で考えてみてね~って感じだったのです。 もちろん大事なことだけど、まって、わたしまだ出口見えてきてない…...
とっても読みやすい! これまでで一番読みやすかったのは、永井均さんの「翔太と猫のインサイトの夏休み」だったのですが、そちらは問題提起するだけして、ヒントはあげるからあとは自分で考えてみてね~って感じだったのです。 もちろん大事なことだけど、まって、わたしまだ出口見えてきてない…!って気持ちになったものです。 この本ならなんとかエプちゃんとミューの二人についていける。 ちゃんと、あ、こういうことなのかも、というところまで行けました。 そしてなんといっても二人のやりとりが可愛い! 野矢さんの対話形式の著書を読むのは2冊目ですが、断然こっちのほうが話に入り込みやすかったです。 絵本みたいな装丁で、部屋に飾っておきたくなります。
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哲学の本、というととっつきにくいイメージがありますが、この本はエプシロンとミューの会話で読みやすく書かれています。 ただ、これを読んで哲学が理解できるかというと… 入り口としては良いのかもしれません。 挿絵の色使いがどぎついなぁ。
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予感の扉を静かに開く哲学絵本。折り返しにあった文に、もうやられてしまいました。胸がぎゅうっといっぱいになります。語りえぬものについて、そしてアキレスと亀を思い出しました。人生の意味、同一性、ことば、自分の死の想像、未来について、対話形式で綴られてゆきます。
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哲学のほん。 を堅くかかずに、エプシロンとミュウの2人が日常会話をしながら 解いている。 よみやすいです。
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当時哲学に興味を持った幼充郎。 手始めに読んでみた。 偏頭痛に悩まされながら読み切ること1週間。 当時文庫本程度なら1日2冊読んでた暇人幼充郎がナンテコッタイ。 つっかかりやすい本です。 主人公が2人いて、若干の社会がある感じ。 なぜ空は青いの?そんなことから話が展開する。 ...
当時哲学に興味を持った幼充郎。 手始めに読んでみた。 偏頭痛に悩まされながら読み切ること1週間。 当時文庫本程度なら1日2冊読んでた暇人幼充郎がナンテコッタイ。 つっかかりやすい本です。 主人公が2人いて、若干の社会がある感じ。 なぜ空は青いの?そんなことから話が展開する。 ぶっちゃけ難しかったですが。 読んだ後に理解できてなくて頭空っぽでしたね。^^; もう一回読みたいけど、図書館にないんだなぁこれがまた…; 今度は1ヶ月かかりそうだ…(笑) 最初にある詩が印象的で好きでした。 難しいけど堅苦しくはない、やわらかくて春の日向みたいな雰囲気の本。
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とても哲学的内容。必死に咀嚼して反芻して消化不良をおこさないようにしようとしてくれているのはわかるのだけど、逆に本来の姿が見失われてしまって違和感がひどい。却ってややこしくしてしまっている感じ。身近な哲学というのは簡単な気象予報士試験というくらいのパラドクスなのだろう。
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読みやすそうかな、と思って読んでみてるけど、池田晶子さんの本を読んだときと同じような不可解さをやっぱり感じてしまう。でも面白い。(2007/2/18)それぞれの話がずっとつながっているのが面白い。おおっ、と気づく感覚を得ることもしばしば。面白いのだけど、哲学系の本はやはりじっくり...
読みやすそうかな、と思って読んでみてるけど、池田晶子さんの本を読んだときと同じような不可解さをやっぱり感じてしまう。でも面白い。(2007/2/18)それぞれの話がずっとつながっているのが面白い。おおっ、と気づく感覚を得ることもしばしば。面白いのだけど、哲学系の本はやはりじっくり腰をすえて読むものだな、と思い直しました。はい。
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絵本という割には絵があまりない。絵と文字という感じ。 夢や、生と死、自分の定義、視覚の謎、記憶など個人的には好きです。
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