紅茶を注文する方法 の商品レビュー
表題作はホンの数ペー…
表題作はホンの数ページの短編で、そういうごく短い文章がたくさん収められている。基本的には風采の上がらない哲学者の自虐的ユーモアのエッセイである。まとめて読んでも、少しずつ読んでも、あまり変わりはない。こういう文章がかけたら、いつの日か役に立つかもしれないが、役に立たない可能性のほ...
表題作はホンの数ページの短編で、そういうごく短い文章がたくさん収められている。基本的には風采の上がらない哲学者の自虐的ユーモアのエッセイである。まとめて読んでも、少しずつ読んでも、あまり変わりはない。こういう文章がかけたら、いつの日か役に立つかもしれないが、役に立たない可能性のほうが大きいように思える。
文庫OFF
クスリと笑わせてくれる一冊。 日本語を巧みに操り、バカバカしいを突き抜けた発想はもはや清々しかった。
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さくらももこから色紙を貰った話が出てくる。そういえばツチケンモモコラーゲンなる共著もあったな、とふと懐かしくなった。
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雑誌『週刊文春』に連載のユーモア・エッセイを収録しています。 「卒業生に贈ることば」や「新入生のみなさんへ」がとくにおもしろく読めました。こんな挨拶だったら退屈しないだろうなあと思います。 解説は落語家の立川志の輔です。茨城弁で訥々と話すマギー司郎よりも、著者のほうがノーブル...
雑誌『週刊文春』に連載のユーモア・エッセイを収録しています。 「卒業生に贈ることば」や「新入生のみなさんへ」がとくにおもしろく読めました。こんな挨拶だったら退屈しないだろうなあと思います。 解説は落語家の立川志の輔です。茨城弁で訥々と話すマギー司郎よりも、著者のほうがノーブルなイメージはありますが、たしかにすっとぼけた感じが似ているかもしれないと思います。
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デタラメエッセイストのツチヤ氏によるエッセイなのか評論なのか。 雑誌のコラムらしく、4ページ足らずに落書き付きというエッセイで、大概は最近あった話などを面白く、デタラメに記されている。「我笑うゆえに我あり」が論文のパロディーだったのに比べると、本当に気楽に読めるボリュームである...
デタラメエッセイストのツチヤ氏によるエッセイなのか評論なのか。 雑誌のコラムらしく、4ページ足らずに落書き付きというエッセイで、大概は最近あった話などを面白く、デタラメに記されている。「我笑うゆえに我あり」が論文のパロディーだったのに比べると、本当に気楽に読めるボリュームである。 全体に、エッセイの途中にひねりがあるものは少なく、同様の作家で言うと、宮沢章夫などのように途中で怒りだしたかと思えば変なところに着地するようなことや、檀ふみのように書き始めと終わりが全く別の話になっているようなことはないので、途中をつい読み飛ばしてしまうのだが、読み飛ばしてもオチが分かるという点では良い。読み飛ばさないほうが良いのだろうが、そこはね。 短い文章の中に、言葉をいじったギャグが結構な分量出てくるので、twitter等の参考になる本であり、ツチヤ作品の中でも読みやすいので、初ツチヤの人にもオススメの1冊といえよう。☆4つはさすがに大甘だと思うが。
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週刊文春で連載されていたエッセイ集。 独特のテンションで真面目に理路整然と飛躍して書いている文章が癖になる面白さでした。 一度授業を受けてみたいものです。
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活字で人を笑わせるとは本当に難しいと思うが、大いに笑った。だれも傷つけない紳士な笑いで温度としてはサザエさんと同じくらい。特別面白い出来事があるわけでもないのに笑える話に仕上げる文章力に驚いた。
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ふっと笑ってしまいます。だけど、たぶんまとめた形でよむよりは それこそ月刊誌の連載でちょこちょこ読むほうが面白いのかも。 ★3つですが、まとめて読まなかったら毎回★4つくらいかも?
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「紅茶を注文する方法」3 著者 土屋賢二 出版 文藝春秋 p58より引用 “もし苦痛が一分続くのか一年続くのか分からなかったら、さぞ 不安だろう。” 哲学者である著者による、周囲の身近な事柄についてひたすら 深くひねくれて考え抜いた一冊。 文字を忘れる話から読者からの手...
「紅茶を注文する方法」3 著者 土屋賢二 出版 文藝春秋 p58より引用 “もし苦痛が一分続くのか一年続くのか分からなかったら、さぞ 不安だろう。” 哲学者である著者による、周囲の身近な事柄についてひたすら 深くひねくれて考え抜いた一冊。 文字を忘れる話から読者からの手紙についてまで、論理的でユ ーモア溢れる文章で書かれています。 上記の引用は、一過性の肥満について書かれた項での一文。 目標が見えないというのは、確かに苦しいものです。すぐに達成 できる程度の苦痛を乗り越え続けることで、最終的に大きな目標 が達成出来ればいいのではないでしょうか。 ーーーーー
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